「子育てもひと段落して、これから自分の人生を生きたい。
でも、私に何ができるんだろう?」
「体力も記憶力も落ちてきたし、今さら新しいことなんて…」
50代を迎えると、ふとそんなふうに立ち止まってしまうこと、ありませんか?
先日、私の別サイトで開催している「講座設計図作りセミナー」に来てくださったクライアント様(Hさん)も、最初はそんな深い迷いの中にいらっしゃいました。
でも、セッションが終わる頃には…
「目の前がパァッと開けました!」
「自分の中にも、誰かをhappyにする何かがあると感じられました」
と、当初の不安そうな表情が嘘のように、明るい笑顔を見せてくださったんです。
今日は、Hさんがどうやって迷いを抜け出し、
「自分だけの価値」に再会されたのか。
その等身大のストーリーをシェアします。
「役に立つこと」をしなきゃいけない、という思い込み
Hさんは、会社員として20年間勤務され、事務や社内報作成などの業務をこなしてこられた、とても堅実なスキルをお持ちの方でした。
その一方で、絵付けを学んだり、個展を開催されたりと、豊かな芸術的感性もお持ちでした。
Hさんが事前に準備されていたヒアリングシートには、
「中学生向けの定期テスト・スケジュール管理講座」というアイデアが書かれていました。
ご自身のお子さんのために3年間、スケジュール作りをサポートし続けた経験に基づいた、とても実用的なアイデアです。
「塾に行っていない子たちの役に立ちたい」という、Hさんの優しいお人柄が伝わる内容でした。
でも、いざセッションが始まると、Hさんは少し申し訳なさそうに、でもハッキリとこう切り出されたのです。
自分の心に従って「ワクワク」を選んだ瞬間
「実は…こっち(スケジュール管理)じゃなくて、別のテーマに変えようかなと思っているんです」
Hさんがお話ししてくれたのは、「人の役に立つものにしなきゃ」という思考と、「自分の心が躍ること」の間での葛藤でした。
「最初は、人の役に立つものにしなきゃと思ってこれを書いたんです。
でも、退職してこれからの人生を考えた時、
もっと自分がワクワクすることを選んだ方がいいのかなと思って…」
そう言ってHさんが挙げたのは、ご自身が大好きだという「コラージュ(切り貼り絵)」や「モノづくり」でした。
Hさんは、誰かに言われたからではなく、
ご自身で「義務感(~しなきゃ)」よりも「自分の喜び(~したい)」を優先することを選び取っていたのです。
私はその言葉を聞いて、全力で頷きました。
「絶対にワクワクする方を選んだ方がいいです!そのお気持ちが正解ですよ」
AIが形にした「言葉にできない想い」
方向性が定まったら、あとは形にするだけです。
私たちはその場でAI(チャットGPT)を使って、「コラージュ」と「自分自身を知る」ことを掛け合わせた講座のアイデアを壁打ちしてみました。
AIから具体的なカリキュラム案が出た瞬間、Hさんの表情が一気に華やぎました。
「これです!私の頭の中にあったモヤモヤが、こうして目の前に形になって現れるなんて…!」
「こんな自分の経験が、講座になるなんて思っていませんでした」
それは、Hさんがご自身の感覚を信じて選んだ道が、間違いじゃなかったと証明された瞬間でした。
後日、Hさんからは
「自分の中にも、誰かをhappyにする何かがあると感じられました」
という、本当に温かいメッセージをいただきました。
何も決まっていない状態からのスタートでしたが、設計図ができたことで「思い切って受講してよかった」と喜んでいただけて、私も胸がいっぱいです。
「私には何もない」と不安を感じていたけれど、勇気を出して自分の「好き」を選んでみたら、そこには誰かを笑顔にできる種がちゃんとあった。
そのことに気づけた時のHさんの安心したような表情は、私にとっても忘れられない宝物になりました。
50代は「衰える時期」ではなく「統合する時期」
Hさんは「記憶力が落ちた」と心配されていましたが、それは決してマイナスではありません。
これまでの社会経験と、ずっと大切にしてきた「好きなこと(感性)」が一つに統合され、新しい価値が生まれるタイミングだったのです。
もし今、あなたが「私には特別なスキルなんてない」と思っているなら
もしかするとHさんのように、「正しいこと(ニーズ)」を優先しすぎて、自分の心の声(ワクワク)を後回しにしているだけかもしれません。
Hさんのように、自分の「好き」を信じる勇気さえあれば、AIというパートナーがそれを優しく「形」にしてくれます。
「私の中にも、誰かをhappyにする何かがある」 そう信じることから、新しい一歩を始めてみませんか?
(実は、このHさんのセッションを通じて、私自身も「ある大切なこと」に気づかされました。それについては、次回の記事で書きますね)