怒った後、子どもに愛情を伝える大切さ

怒った後、子どもに愛情を伝える大切さ

記事
コラム
また怒ってしまった…
夜になると、
散らかった部屋の中で自己嫌悪になる。

子どもが小さいから仕方がない。
共働きなんだから仕方がない。

ー本当にそうだろうか?

私は夫が激務の中、ワンオペで育児をしながら働いていました。
里帰りもなく、近くに頼れる親もいませんでした。

時間のやりくりが本当に大変でした。
そして、いつも感じていました。

家が散らかっていると、私はイライラする。

育児書や世の中では、
「育児も仕事も100%なんて無理」
「小さい子がいるなら散らかっていて当たり前」
そう言われていました。

本当にその通りなのかもしれません。

でも私は、家が心地よく安らげる場所だと感じられませんでした。

午前中の、まだ活力がある時間帯は良いんです。
でも疲れて帰宅した時、
家が心地よい状態ではなかったら、
精神的に疲れるのは当たり前なんですよね。

だから私は、
家を片付けて整えることに、
ー答えを。
ー正解を。
求めたのかもしれません。

子どもの友達が遊びに来る日は、
朝から必死に家を整えていました。

でも不思議なことに、
お友達家族が帰った後、
疲れているはずなのに、
夕方以降の精神状態が落ち着いているんです。

イライラしない。
子どもにも優しくできる。
心に余裕がある。

そこで改めて思いました。
私のイライラや余裕のなさは家だ!
そう思い、少しずつ整理を始めました。

今振り返ると、
家を片付けていたというより、
私は自分の心の余裕を探していました。

それから取り憑かれたように家を整え始めました。
夫と「物を捨てる・捨てない」でぶつかったこともあります。

家が整い、子どもも成長して、
怒鳴る場面は少しずつ減っていきました。
自分の機嫌は自分で取る。
自分の怒りは自分で整える。
それが私なりのアンガーコントロールでした。

でも今振り返ると、
当時の私には圧倒的に人の手が足りませんでした。

育児もしっかりやりたい。
家事もしっかりやりたい。
仕事にも穴を開けたくない。
だから全部抱えていました。

今、あの頃の私に何を言ってあげられるだろうか。
考えても、実は言葉は浮かびません。

「100%じゃなくて良いんだよ」
そんな育児書にあるような言葉は、
きっと当時の私には届きません。

「そんなこと分かってる。」
で終わってしまう。

じゃあ何をしてあげたい?
そう考えたら答えは一つでした。

手伝いに行ってあげたい。
それだけでした。

「100%じゃなくて良い。」

そんな言葉よりも、
 家のことを少し任せられる安心感。
 一人で抱えなくて良いと思える余裕。
それが当時の私には必要だったのだと思います。

私はその空いた時間で、
 子どもと一緒に昼寝をしたかった。
 絵本を読んであげたかった。
 ゆっくり抱きしめてあげたかった。

私に本当に必要だったのは、
子どもと離れる時間ではなく、
子どもと向き合う余裕を作ることだったのだと思います。

そして、
怒ってしまった夜でも、
「ごめんね」
「大好きだよ」
その二つだけは伝えるようにしていました。

寝る前に、
「今日は疲れていて言い方がきつかったね。ごめんね。」
「ママ、間違った言い方をしてしまったね。ごめんね。」
「ママはあなたのことが大好きだよ。」
そう伝えました。

すると子どもは涙ぐみながら、
「うん。」
と頷いてくれました。

私は驚きました。
「ごめんね」と、
「大好きだよ」を伝えただけ。
それだけなのに、子どもは涙ぐんでいたからです。
泣かないようにしているようにも見えました。
きっと子どもなりに我慢して、気持ちを抱えていたのかもしれません。

もし今、
怒りや自己嫌悪で苦しんでいるなら。
育児だけが原因ではないかもしれません。
 疲労かもしれない。
 孤独かもしれない。
 家かもしれない。
だから、一人で抱え込まないでくださいね。



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