情シスの「これ、他社はどうしてる?」に応えたい理由——孤独を救うのは、同じ戦場の仲間の声

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IT・テクノロジー

自社の常識は、他社の非常識かもしれない

システム運用の現場に長くいると、どうしても「自社のやり方」が世界のすべてになりがちです。
「この無理難題な納期は当たり前なのか?」「このベンダーの対応は普通なのか?」
そんな疑問を抱えながら、相談相手もいないまま一人でモニターに向かう孤独は、経験した者にしか分かりません。

他社交流の窓口を経験して気づいた「本音」の価値

私は前職で、同業他社との定期的な交流窓口を担当していました。
そこで得られたものは、最新のITトレンドのような綺麗な情報だけではありません。

むしろ、最も価値があったのは「現場担当者同士の、建前抜きの情報交換」です。

「あの製品、カタログスペックは良いけど実際は運用が大変ですよね」
「上層部を納得させるのに、うちはこの数字を使いました」
「提案依頼書はこのフォーマットで作成しました」

こうした「生きた知恵」は、決して公式のセミナーや製品サイトには載っていません。


なぜ「情シスだけ」の場が必要なのか

この交流において、一つだけ重要なルールがありました。それは、「経営者や上司が同席しないこと」です。

経営層がその場にいると、どうしても「自社がいかに上手くいっているか」という建前が優先されてしまいます。
本音の愚痴や、現在進行形の悩みは口に出せなくなります。
しかし、本当に解決したい課題や、心を軽くするための吐き出しは、
同じ戦場で泥にまみれている担当者同士だからこそ、初めて成立するものなのです。


孤独な担当者の「社外の壁打ち相手」として

私は20年以上のキャリアの中で、多くの他社事例を見てきました。
自社の中だけで悩んでいれば「自分のスキル不足だ」と責めてしまうようなことも、
外に目を向ければ「それは業界共通の悩みですよ」と笑い飛ばせることもあります。

そんな「社外の情シス仲間」のような存在が一人いるだけで、運用はぐっと楽になります。


あなたの「これ、どうしてる?」を聴かせてください

ITの課題は、技術だけで解決するわけではありません。
誰かに本音を話し、他社の事例を聞くことで、視界が開けることが多々あります。

「うちの会社、ちょっとおかしいかも?」
「他社ではどうやって上を説得しているの?」

そんな、社内では言いづらい、でも切実な「現場の声」を大切にしたい。そんな想いで、私は今、社外の相談役として活動しています。


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