夫婦の真実 添い遂げるということ

夫婦の真実 添い遂げるということ

記事
コラム

ある新聞の片隅に
金婚式(50年)表彰の募集があった。
そこにある写真は
夫婦二人ともに
人生を歩んだ味のあるしわと
人生に彩を与え続けた2人の絆
写真に写らない無償の愛が堂々と2人を包んでいる

銀婚式(25年)の2倍の長さ。
ちなみに私自身が銀婚式にあたります。
血のつながった親
子供と過ごすのなんて
せいぜい20年~30年くらい・・かな。

全くの他人だった人と
同じ屋根の下で苦楽を共にし
日々同じ時間、空間を積み重ね
運良ければ子供ができ
添い遂げる・・

壮大な人生の冒険
いい時ばかりでなく
運命共同体として
相手を想い
相手のことを考え
相手に合わせ、
相手を幸せに導く

意識しなくても
日々のたわいもない話、
食事を作り、
一緒の食べ物を食べ、
色んな夫婦の形はあるだろう。

同じ時間を過ごさなくても
目に見えない絆、
信頼関係はゆっくり
育まれている。
それは、見えないものだから
つい、確かめたくなり
つい、どうしようもない言葉を言ったりしてしまう。
そのすれ違いにやきもきしたり・・・

男性と女性の脳は違うから
すれ違いも多い。
子育て中は絶対家族優先だった
夫婦もいつしか
時間的にも心の距離が
離れてしまうことも・・

定年後はもしかしたら
依存し合うかも。
でも、依存ではなく
心の面でも自立して
寄り添う関係が理想です。

ある有名な方が言った言葉
「夫はいないと思って生活しなさい」と。
え?どういうことだろう・・

そう。夫婦は2人で同時に
人生を終わらせることが
できないから。
必ず、どちらかが先に
一人になる。
それも・・女性の方が
平均寿命からいって・・
女性一人の独居が
圧倒的に多いんです。

まだまだ先の話のような・・。
でも、人生はそんなに悠長に構えているほど長くはない。
「依存しすぎず、自分の足で人生をちゃんとたてるように。」
と母も言います。

性教育の第一人者
村山先生は、 最愛の妻を看取ったとき、
「あなたの妻になったことが、最高の幸運だった」
と静かに言葉を発したと。
村山先生は
「うれしかった・・」と
話されました。印象的でした。

この一言には、
夫婦として歩んだ年月の
すべてが詰まっている。

喜びも、苦しみも、
すれ違いも、許し合いも、
何度もやり直してきた日々も。

添い遂げる”とは、
こういう静かで
日々の何気ない日常から
やっとやっと
深い愛に辿り着くこと
なのだと思う。

金婚式を
望む必要はない。
ただただ
相手を尊重し
日々の生活を大切に
感謝の心をもって心穏やかに過ごすことの
積み重ねがどのライフステージにある夫婦にとって
何よりも大事なことであると思う。
そして、それは紆余曲折。
簡単ではなく
何度も挫折し許し・・そして真実の愛を知る
その繰り返しであると。

まだまだその道は遠いのです。








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