大人の性教育 避妊法について知ってる?

大人の性教育 避妊法について知ってる?

記事
コラム
避妊について語ってみよう。
まともに避妊の仕方を教えてもらってないと思うんです。
40代の中絶の多さを見ても、避妊の知識は重要です。
40代に適した避妊法を伝えます。


1.母性看護学テキスト的には避妊法って
①避妊効果が確実である
②性感を損なわない
③健康を害さない。
④容易に実施できる
⑤安価に行えること。
⑥避妊に失敗しても胎児に悪影響を与えないこと。

記載してあります。リアルです。
ハードル高いなあ。①〜⑥全てを満たして
100%避妊できる方法って実はないんです。

コンドームの使用率が約80%で、ピルは1%ほどです。
諸外国と比べてもずいぶんと低いんです。

2.40代の方におすすめ避妊法
①「ミレーナ(子宮内避妊システム)」です。
*子宮内に直接装具を入れる。子宮内に直接入れるピルという感じ。

これは子宮の中に小さな器具を入れ、
そこから持続的にホルモンを放出させる方法です。
*ピルは経口でホルモン剤で調整
ミレーナは 一度装着すれば最長5年間も
高い避妊効果が続く
飲み忘れの心配もありません。
避妊だけでなく、ひどい生理痛や過多月経の治療にもなる。
→40代に多い子宮内膜症の症状(月経過多、月経痛)緩和できる。
生理の悩みがある方には非常にメリットの大きい選択肢です。
費用は避妊目的だと5万くらい
(病院施設で差がある)
子宮内膜症などの診断がつけば保険適応となります。
✴︎5年間の効果を見れば経済的な側面もあります。

避妊効果の高さや副効用、安全面からもメリットの大きい方法

子宮の奥の方に挿入
性行為はできます

②「ミニピル」(POP)
黄体ホルモン単独のピルです
低用量ピルに含まれる「エストロゲン」が含まれていないため、
血栓症のリスクが低いため、40代でも安全に使用できる避妊法です。

*低用量ピルは喫煙者や35歳以上は
不向き血栓症ができやすい問題があったんです。

③低用量ピル
エストロゲンとプロゲステロンの2種類のホルモン剤
毎日1回決まった時間に飲むことで、
体内の女性ホルモンのバランスを一定に保ちます。
飲み忘れだと避妊効果は落ちる
スマホのアラームなどして必ず内服しましょう。

ピルの避妊効果の理由
⚫️排卵を止める
  卵子を出す指令がでません
⚫️子宮内膜を厚くさせない
  受精卵が着床しにくくなる
⚫️精子の侵入を防ぐ
  子宮の入口を変化させて
  精子を通りにくくする

✴︎ミレーナの効果も同じこと。 ピルの器具版です。
ミレーナ自体は排卵は抑制しませんが、着床しない。
精子の侵入を防ぐの効果で、避妊は99%できます。
それも5年間挿入したまま。
効果は持続します。

✴︎喫煙者や35歳以上は血栓症のリスクあり。
医師と相談をしましょう。

④コンドーム
最も一般的でドラッグストア
で手軽に入手できる。
性感染症(STI)の予防効果は一番
男性の協力が不可欠。

3.結局どうしたら良いか。
男性の協力の元、お手軽はコンドームです。
しかし、女性主導で避妊できる方法は心強い。
しかも避妊効果が高いピルも選択肢に入れましょう。

ピルが認可された時、女性が救われる気がしました。
ただ、血栓症の問題もあり
40代には使いづらかった。

そこで開発されたミニピル
血栓症の問題に光を与えた。

そして、ミレーナが婦人科の導入時、私は婦人科看護師でした。
産婦人科医が言いました。
すごいのができたよ。
こんなにいいものはないよ。
と。はっきり覚えてます。

40代で中絶に来られる女性を見てきました。
ミレーナは光が差した気持ちでした。

まずは婦人科に相談して欲しいです。
年齢や月経の状態や血圧や体調、喫煙習慣などを踏まえて
「どの方法が一番リスクが低く、継続、実践できるか」
を相談してみることをお勧めします。
血栓のリスクも加味されて適切な方法を教えてくれます。

やはり信頼する婦人科のかかりつけ医が大事です。

40代の避妊法。
女性を守るための大事な知識です。
やはりどんな状況でも傷つくのは女性。

お互いに避妊についてしっかり正面から話し合うこと。
互いの体を理解して、相手への思いやりの心を持つことが大事だと思います。
これも大人のための性教育。
改めて知って欲しいと強く願うのです。




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