【第4回】「なぜあの人は予約してくれなかったの?」——プロのマーケターが必ず作る「お客様の旅(カスタマージャーニー)」の秘密

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ビジネス・マーケティング

はじめに——「なぜあの人は予約して、あの人はしなかったのか」

同じインスタの投稿を見た2人がいます。
1人は「ふーん」と思って、そのままスクロールしました。
もう1人は「あ、ここ行きたい!」と思って、そのまま予約しました。
この決定的な差は、どこで生まれるのでしょうか?
「タイミングが悪かった」
「たまたまご縁がなかった」
……いいえ、違います。
マーケティングの世界に「たまたま」は存在しません。

実は、お客様があなたのお店を「知って」から「予約する」までの間には、絶対に飛ばすことのできない「5つの心理ステップ」が存在します。

そのステップのどこかに「小さなストレス」があるから、お客様は途中でつまずいて帰ってしまうのです。

今日は、大企業が血眼になって研究している「お客様の心理の旅(カスタマージャーニー)」を、サロン集客に翻訳して一緒に見ていきましょう。

大企業の会議室で作られる「カスタマージャーニー」とは?

私は普段、大手美容企業の経営戦略課にいます。
私たちの会議室の壁には、模造紙と無数の付箋が貼られています。
「お客様は朝起きてスマホを見て、どんな気持ちでこのページを開き、どこで不安を感じて、どうやって予約ボタンを押すのか?」
このお客様の感情と行動の動きを、一本の道筋として可視化したものを、マーケティング用語で「カスタマージャーニー(お客様の旅)」と呼びます。

これは要するに、「あなたの大切な友人を、駅からお店まで迷わないようにエスコートしてあげる道案内」と同じです。

サロン集客における「カスタマージャーニー」は、以下の5つのステップで進みます。

お客様が「予約」にたどり着くまでの5つのステップ

ステップ①「知る(認知)」——存在を知ってもらう
すべては、あなたの存在を知ってもらうことから始まります。
ここでのプロの法則は「セブンヒッツ理論」です。人は平均して「7回」接触して、初めて「気になる」という感情が芽生えます。1回インスタを見ただけでは予約しません。「なんか最近よく見るな」と7回思わせるために、継続投稿(接触回数を増やすこと)が必要なのです。

ステップ②「気になる(興味)」——プロフィールの壁
7回接触して「ちょっと気になるな」と思った人が、次にする行動は「プロフィールを見に行く」ことです。ここでの勝負は「0.3秒」。プロフィールを開いた瞬間に、「あ、これは私のためのサロンだ」と直感させなければ、即離脱されます。

ステップ③「調べる(比較検討)」——情報のザルを防ぐ
気になった人は、「本当にここでいいのかな?」と他のサロンと比べ始めます。料金、オーナーの人柄、店内の雰囲気。これらを調べようとしたのに、インスタのあちこちに情報が散らばっていて見つからない。するとお客様は「探すのがめんどくさいから、やっぱりやめよう」と離脱します。ここで多くのサロンが、ザルで水をすくうように見込み客を取りこぼしています。

ステップ④「信頼する(信頼)」——最後の一歩の背中を押す
情報を集めた人が、「ここにしよう」と心が傾く段階です。しかし、「初めての場所で失敗したくない」という強い恐怖が残っています。これを打ち消す最強の武器が、「お客様の声(第三者の評価)」と「実績(数字)」です。あなたが「いいお店ですよ」と言うより、他のお客様が「最高でした!」と言ってくれる事実が、最大の信頼になります。

ステップ⑤「予約する(行動)」——大企業が恐れる「カゴ落ち」とプロの執念
さあ、ついに予約です。しかし、実はここが「最大の悲劇」が起こる場所です。ネットショッピングで、カートに商品を入れたのに、入力画面が面倒くさくて買うのをやめた経験はありませんか? これを私たちは「カゴ落ち」と呼び、最も恐れています。「LINE登録して、希望日時を第3希望まで手打ちして送信してください」などと手順が複雑だと、「めんどくさいからまた今度でいいや」と最後の最後で逃げられてしまうのです。

ここで、私たちは「ミリ単位の執念」を見せます。

例えば、LINEの予約メニューや、LPの「予約ボタンの位置」一つをとってもそうです。

あなたは普段、スマホをどちらの手で操作しますか? 多くの人は右手で持ち、親指でスクロールしますよね。であれば「右手の親指が一番自然に届く位置」に予約ボタンが配置されているか? 逆に、親指から遠くて押しにくい場所にないか?

「えっ、そんなことまで関係あるの?」と思うかもしれません。しかし、お客様の熱量が最高潮に達したこの瞬間に、1ミリでも「押しにくい」「めんどくさい」というストレスを感じさせれば、それが離脱の理由になります。「ボタンの位置一つで予約が変わるかもしれない」。このレベルでお客様の指先の動きまで徹底的に想像し、緻密に導線を組むこと。それがマーケティングなのです。そしてマーケティングとは「思いやり」です。


あなたのサロンは、どのステップで「道」が途切れていますか?

さあ、あなたのサロンの集客に当てはめてみてください。
お客様の旅の、どこで「迷子」にさせてしまっているでしょうか。
①「知る」で詰まっている
投稿頻度が足りない。ハッシュタグがズレている。

②「気になる」で詰まっている
プロフィールが「誰でも歓迎」のテンプレになっている。

• ③④「調べる・信頼する」で詰まっている
 情報をまとめた「受け皿」がない。

• ⑤「予約する」で詰まっている
ボタンが押しにくい。予約手順が複雑すぎる。

「インスタは毎日頑張っているのに予約が増えない」と悩むオーナー様の9割は、③と④の「受け皿」がなく、⑤の「導線」が素人設計のため、お客様を迷子にさせています。

なぜ「LP(ランディングページ)」が最強のガイドなのか?

この③「調べる」、④「信頼する」、⑤「予約する」のステップを、お客様が1ミリも迷わず、指先にストレスを感じることなくエスコートする最強のガイド。それこそが、LP(ランディングページ)です。

LPとは、お客様の知りたい情報を心理学に基づいた順番で配置し、最後は「右手の親指が自然に押したくなる位置」にある予約ボタンへとスムーズに誘導する「Web上の一本道」です。

あなたがインスタで一生懸命集めたお客様の熱量を、一滴もこぼさずに予約へ変えるために。インスタの導線の見直しやハイライトの活用、もしくはLPという「最強のガイド」が必要なのです。



まとめ:お客様を迷子にさせない「一本道」を作ろう

✅ カスタマージャーニー: お客様が予約するまでの5つの心理ステップ。
✅ セブンヒッツ理論: 7回接触して初めて「気になる」。
✅ カゴ落ちの恐怖とUI: 右手の親指の導線まで考え抜くのがプロの予約設計。
✅ LPの正体: ③〜⑤のステップを迷わず案内し、取りこぼしを防ぐ最強のガイド。

「自分のサロンが、どのステップで詰まっているかわからない」
「今のインスタやLINEの導線で、お客様が迷子になっていないか見てほしい」
自分のことは自分では見えないものです。だからこそ、プロの視点に価値があります。

「私のサロンのカスタマージャーニーを診断してほしい」という方は、まずは話しましょう。相談は無料です。
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次回は**「CVRとは何か——成約率を1%上げると売上はどう変わるのか」**です。
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