「つながり」と聞いて、誰を思い浮かべますか。
もしかしたら、今も連絡を取っている人や、
すぐ会える誰かを思い浮かべるかもしれません。
でも、私にとっての「つながり」は、
必ずしも今ここにいる人だけではありません。
もう会えない人を思い出すとき
かつて大切な人を失った経験があります。
もう声を聞くことも、同じ時間を過ごすこともできません。
それでも、ふとした瞬間に思い出すと、
寂しさの奥に、少し温かいものを感じることができます。
以前の私は、その人を思い出すことが怖かった時期もありました。
夜中に急に悲しみに襲われて、泣いて起きてしまうこともありました。
苦しくて怖くて寂しくて、息が出来なくなる感覚に襲われたこともあります。
思い出せば寂しくなる。だから、感じないようにフタをしていました。
思い出すことは、悲しみだけじゃない
でも、あるとき気づいたのです。
思い出すことは、必ずしも悲しみだけを連れてくるわけではない、と。
その人とのつながりは、
「もういない」という事実の向こう側にも、
ちゃんと残っていました。
思い浮かべたとき、少し呼吸がゆるむ。
背中をそっと支えられているような感覚がある。
もし今ここにいたら、笑ってくれるかな?と想像する。
それもまた、立派な「つながり」なのだと思います。
記憶や感覚を通して起きる癒し
誰かとつながることで、私たちは癒されることがあります。
それは会話や言葉ではなく、記憶や感覚を通して起きることもあるのです。
もし今、あなたの中に浮かんだ「意外な人」がいるなら、
その人を思い浮かべて、そっと微笑んでみてください。
つながりは、失われたものではなく、
形を変えて、今もあなたの中にあるのかもしれません。
このブログが、
あなたの中にある「つながり」に
そっと気づくきっかけになっていたら嬉しいです。
もし、
ひとりでは整理しきれない感覚が出てきたときは、
静かに言葉にする時間も用意しています。
必要なときに、
思い出していただけたら。