Shopifyで“作りかけのサイト”になる理由|構築ではなく運用の問題
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コラム
ECサイトの引き継ぎや改善のご相談を受ける中で、
ある共通点に気づくことがあります。
それは、
「一見完成しているようで、実は作りかけの状態になっている」
というケースです。
作られているのに、完成していない
例えば今回のケースでは、
・英語のまま残っているセクション
・初期テンプレートの文言がそのまま表示されている箇所
・未設定のまま公開されているコンテンツ
といった状態が見受けられました。
Shopifyなどのテーマ型ECでは、
セクションを追加するだけで見た目は整って見えるため、
こうした状態のまま公開されてしまうことも少なくありません。
一見すると「サイトは完成している」ように見えますが、
細部を見ると整備されていない部分が残っており、
ユーザーから見ると違和感につながります。
ユーザーは「違和感」に敏感
ECサイトにおいて重要なのは信頼です。
・英語のままの表示
・未設定のコンテンツ
・統一されていない情報
こうした細かな部分でも、
「このサイトは大丈夫だろうか」
という不安につながる可能性があります。
そしてその不安は、そのまま離脱につながります。
問題は「構築」ではなく「運用」
こうした状態は、
技術的な問題ではないケースがほとんどです。
・誰が更新するのか決まっていない
・どこまで管理するのか決まっていない
・未使用セクションの扱いが曖昧
つまり、
「運用の設計」がされていない状態です。
ECは“作って終わり”ではない
ECサイトは構築した時点ではまだスタートです。
その後、
・どのコンテンツを使うのか
・どこまでを管理対象とするのか
・誰が更新していくのか
といった運用の整理が必要になります。
これが整理されていないと、
サイトは徐々に“作りかけの状態”になっていきます。
外部EC担当としての視点
ECの改善では、
「どこが変か」ではなく
「なぜこの状態になっているか」
を見ることが重要です。
今回のようなケースでも、
・単に修正するのではなく
・運用体制を確認し
・必要な範囲を整理する
という流れで対応することが必要になります。
まとめ
ECサイトは、
作られていることと、
運用されていることは別です。
そして、
作りかけの状態は、
信頼を下げる要因になります。
重要なのは、
「どこを直すか」ではなく
「どう運用するか」
その設計から整えることです。