見やすい表を作ることと、回る業務を作ることは違います

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コラム
Excelの相談を受けていると、
「見やすくしたい」
という言葉がよく出てきます。

たしかに、見やすい表は大切です。

どこを見ればよいか分かる。
必要な数字が探しやすい。
色や並びに意味がある。
印刷しても確認しやすい。

こうしたことは、実務ではとても重要です。

ただ一方で、
表が見やすくなったからといって、
業務そのものが軽くなるとは限りません。

ここは意外と分けて考えた方がよいところです。

見やすい表というのは、
結果として見る側にやさしい状態です。

でも、回る業務というのは、
そこにたどり着くまでの流れが整っている状態です。

どのデータを使うのか。
どこで条件をそろえるのか。
何を元に集計するのか。
どこまで人が確認して、どこからは繰り返し処理にできるのか。

こうした流れが整っていないまま、
最後の表だけ見やすくしても、
裏側では相変わらず人が頑張り続けることがあります。

たとえば、

毎回複数のファイルを開いている。
必要な列を手で拾っている。
条件を見ながら転記している。
最後に見やすい形へ整えている。

この状態だと、
最終的にきれいな表ができていたとしても、
業務はまだかなり人力に頼っています。

見た目は整っている。
でも、作るまでが重い。
確認に時間がかかる。
担当者しか直し方が分からない。

こういうことはよくあります。

逆に、
回る業務を作るときは、
最初に「何をどう見せるか」だけではなく、
「その形にどうたどり着くか」を整える必要があります。

元データは何か。
同じことを毎回やっているのはどこか。
判断が曖昧な部分はどこか。
毎回その場で補っているのはどこか。

そこが整理されると、
最終的な表も自然と扱いやすくなります。

つまり、
見やすさは大事ですが、
見やすさだけでは業務は回りません。

本当に必要なのは、
見やすい表を作ることではなく、
見やすい形まで無理なくたどり着ける流れを作ることなのだと思います。

表を整えることと、
業務を整えることは、似ているようで少し違います。

表だけを直しても、
裏側の流れがそのままなら、
重さは残りやすいです。

もし今、
見やすい表はあるのに毎月しんどい、
きれいに整えているのに確認が減らない、
という状態なら、
見た目ではなく流れの方を見直した方がよいのかもしれません。

見やすい表を作ることと、
回る業務を作ることは違います。

そして本当に現場を軽くするのは、
後者の方なのだと思います。

見やすい表に整えていても、
その形にたどり着くまでを毎回人が頑張っている業務は少なくありません。
「表はあるけれど毎月重い」「見た目ではなく流れを整理したい」
という場合は、
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