償還改定で残業が増える原因は「点で仕事をしている」ことだった

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コラム
改定対応で一番時間が溶けるのは、試算そのものよりも、
試算のあとに続く工程まで見越していないことが多いです。
つまり「点」でしか作業していない。

よくある流れはこうです。

・まず分類ごとに集計して、影響や下落率を見える化する(ここはできる)
・次に売上実績を盛り込んで、
 仕入価格・納入価格の試算を作る(ここもできる)
・しかし最後に 価格マスタへ反映しようとして止まる

止まる理由はシンプルで、
試算段階で“戻すためのキー”を落としているからです。

たとえば、集計の都合で見やすい表にするために

・ユニークコード(診療材料コード/請求コード等)を削除してしまう
・規格や副規格が混在したまま集計してしまう
・集計結果が「誰の、どの品目の、どの規格の話か」追えなくなる

この状態だと、価格マスタに反映する時に必要な情報が足りず、
結局こうなります。

・明細へ展開できない
・反映先が特定できない
・手で探す・手で埋める
・ここで残業が発生する

だから改善点は技術ではなく段取りです。
最初から「試算→価格マスタ更新」までを1本の作業として設計する。

やることは難しくありません。ポイントは3つだけ。

1.キーは消さない
 集計用の表を作っても、別で「キー付き明細」を必ず残す(反映用)
2.粒度を固定する
 品目だけで見るのか、規格まで見るのか、サイズまで見るのかを決める
 (価格マスタがどの粒度で管理されているかに合わせる)
3.反映の形を先に決める
 マスタに入れたい列(仕入価格/納入価格/適用日/根拠)を先に決め、
 その列を埋められる形で試算表を作る

ここまで揃うと、試算は「見るための表」ではなく、
そのまま更新につながる「作業の中間成果」になります。

改定対応の残業は、頑張り不足ではなく、
工程がつながっていないことが原因。
点を線にするだけで、同じ作業でも負荷は大きく変わります。

医療材料の改定対応(影響分析・試算の土台作り・マスター反映)の
相談も受けています。
※PC運用(Windows/Excel)前提。データがCSV/Excelで出せる方向け。

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