「営業所別に合わない」の正体:注文(受注)基準のエリアは、社内の“出荷”や“所属”とズレる

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コラム
エリア別の合算が合わない。
だから最後は電卓。
…この流れ、突合担当の残業を増やす一番の原因になりがちです。

火曜の記事では「エリアの切り方(定義)が揃ってない」と書きました。
今日は、さらに一段だけ具体化します。

今回、請求書側のエリアはどう決まっていそうか。
答えはシンプルで、こうでした。

「注文があった営業所」(=受注した営業所)

これ、現場ではかなり自然です。
オーダーが入った拠点が、そのまま「その営業所の売上」として扱われる。
だから請求書も、その単位でまとまる。

ただし社内側は、状況によって別の基準でデータが出ます。

・出荷した拠点(出荷営業所)
・担当者の所属(所属営業所)
・納入先(施設)基準

つまり、同じ「営業所」と言っても、

・請求書:受注営業所
・社内データ:出荷/所属/納入先のいずれか

になっていると、合算した瞬間にズレます。
明細が合って見えるのに、営業所別の合計だけ合わない——この症状はここで起きます。

ここで現場が詰まるのは、技術の問題じゃなくて
「設計の入口」が曖昧だからです。
まず整理するべきなのは、次の1点だけ。

“突合で合わせたい営業所”は、受注・出荷・所属・納入先のどれなのか?

これが決まらないと、作業はこうなります。

・それっぽく集計する
・ズレた部分だけ電卓で請求書に寄せる
・次月も同じ作業が発生する

逆に、ここが決まると一気に変わります。

・「受注営業所」に寄せたいなら、社内データ側に 
受注営業所情報(キー)を付与する発想が必要
・「出荷営業所」で見たいなら、請求書の区分が受注基準でも、
 社内では別集計として扱う(=目的を分ける)

どちらにしても、電卓で吸収している部分は、
本当は“定義の変換”の作業です。

電卓が悪いんじゃない。
定義が混ざっているのに、同じ「営業所」という名前で
集計しようとしているだけ。

整えたいがどこから触るべきか分からない場合は、
一度構成を確認しています。

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