「自信がない」が消えない理由

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「自信がないから動けない」

そんなふうに感じたことありませんか?

自分には無理な気がする
また失敗しそう
もっと自信がついてから動こう

そう考えているうちに、
気づけば何もできていなかった。

そんな経験がある方もいるかもしれません。

実は、
自信がないから動けない。だけではなく、
別の見方ができることがあります。

自己効力感という考え方

心理学では、
「自己効力感」
という考え方があります。

少し難しい言葉ですが、
簡単に言うと、
「自分ならできそう」
という感覚のことです。

例えば、
同じ仕事を頼まれても、
ある人は、「やってみよう」と思う。

でも別の人は、
「失敗しそうだからやめておこう」と思う。

この違いの一つに、
「自己効力感」があります。

ここで大事なのは、
自己効力感は能力そのものではない。
ということです。

実際にできるかどうかではなく、
「自分ならできそう」と思えるかどうか。
この感覚が、
行動に大きく影響すると言われています。

自信はどうやって作られるのか

多くの人は、
自信は考え方を変えれば増えると思っています。

でも、
心理学者のバンデューラは、
「自己効力感」に最も影響するものの一つとして、

【成功体験】

を挙げています。

つまり、やってみた。
できた。
思ったより大丈夫だった。
そんな経験です。

逆に、
やろうと思ったけどやめた。
言おうと思ったけど黙った。
挑戦しようと思ったけど見送った。

そんな経験が続くと、どうなるでしょうか。

自信がないから止まるのか?

ここで考えてみてください。
もし、
やろうと思ったけどやめた。
言おうと思ったけど黙った。
挑戦しようと思ったけど見送った。
そんなことが何年も続いたら、
自分に対してどんな感覚が残るでしょうか。

例えば、
発言したい場面で黙る。
すると、
「発言できた」という経験は残りません。

やりたいことを見送る。
すると、
「やってみたら大丈夫だった」という経験も残りません。

すると少しずつ、
「できた経験」
より、
「やらなかった経験」
が増えていきます。

もちろん、その時は仕方なかったかもしれません。
でも、
そういう経験が積み重なると、

「自分には無理かもしれない」

という感覚も強くなりやすくなります。

本当に見直したいこと

多くの人は、
「まず自信をつけなきゃ」と思っています。

でも、
もし自信が経験によって変わるものだとしたら、
順番は少し違うかもしれません。

自信がついたから動く。
ではなく、
少し動いたから自信が育つ。
そんな見方もできます。

最後に
もし今、
「自信がない」と感じているなら、
能力が足りないからとは限りません。

もしかすると、
自信がないから止まったのではなく、
止まり続ける中で、
「できた経験」が少なくなっていったのかもしれません。
だから、
自信をつけることだけを考えるより、
まずは、
どんな場面で止まっているのか。
そして、
どんな経験を積み重ねているのか。
そこを見てみることも大切です。
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