お土産に乗っているもの

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お土産とともに、父親が出張から帰ってきた。

そのたくさんのお土産には、
ご当地お菓子だけではなく、
選んだ人の気持ちも乗っているのだと思う。

これ好きそうかな。
喜ぶかな、
喜んでくれるといいな。
そんなふうに相手の顔を浮かべながら選んだ時間も、きっと一緒に持ち帰ってくるのだろう。

早く見てほしい。
食べてほしい。
感想を聞きたい。
と思うのも、自然なこと。

でも、受け取る方にもタイミングがある。

その場ですぐに箱を開けられるとは限らない。

平日の朝には、いつもあわただしい。
テーブルの上だけ、ちらっと見ていく。

たぶん、そこで小さなすれ違いが起きる。

気持ちを渡した側は、
その反応まで、できればすぐにでも受け取りたい。

でも受け取る側は、
いつもの流れの中で受け取ることになる。
それは、テーブルに置いてあるのを横目に見る程度かもしれない。

どちらが悪いわけでもない。
ただ、気持ちを返す速さは人それぞれなのだと思う。

お土産に乗っているのは、
お菓子だけではなく、
渡した人の期待や嬉しさや、少しの寂しさ。

そして受け取る側は
帰ってからのお楽しみ、として。

日常のすれ違いもまた、家族の時間なのかもしれない。

時間差で伝えられた気持ちの分だけ、
旅の余韻として味わってみるのも悪くない。

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