本当はどうしたいのか分からなくなる理由

本当はどうしたいのか分からなくなる理由

記事
コラム
自分で選んできたはずなのに、
なぜか心のどこかでしっくりこない…

大きな不満があるわけではない…

今すぐ何かを変えたいと
強く思っているわけでもない…


けれど、ふとした瞬間に、

「このままでいいのかな」

という小さな違和感を感じてしまうこともありますよね。


私たちはいつの間にか、
たくさんの「こうあるべき」という思考を抱えて生きています。


安定した道を選ぶこと。

周りに迷惑をかけないこと。

ちゃんと働くこと。

大人らしく振る舞うこと。

それらは、決して悪いものではありません。


けれど、その「こうあるべき」が増えすぎると、

自分の本音の声が
少しずつ聞こえにくくなってしまいます。


「自分らしく生きたい」

そう思っているのに、
何がしたいのか分からない。

今のままでいい気はしないけれど、
何を変えたいのかも分からない。


そんな状態になると、

「私にはやりたいことがないのかもしれない」
「本当の気持ちなんて分からない」

と思ってしまうこともあるかもしれません。


でも、
本当はどうしたいのか分からないのは、
本音がないからではなく、

外側の声が大きくなりすぎて、
自分の心の声が聞こえにくくなっているだけなのです。


この記事では、

本当はどうしたいのか分からなくなる理由と、

自分の感覚を少しずつ取り戻していくために
大切なことについてお話ししていきます^^


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■ 最初から本音が分からなかったわけではない


小さな頃のことを思い出してみると、
私たちはもっと自然に、

「これが好き」

「これは嫌」

「これをしたい」

「これはしたくない」

という気持ちを表していたのではないでしょうか。


ご飯を食べるのが好きな子もいれば、
あまり興味がない子もいます。

外で走り回るのが好きな子もいれば、
家の中で静かに遊ぶのが好きな子もいます。

電車が好きな子もいれば、
絵を描くのが好きな子もいます。


そこに、
立派な理由は必要ないんです。


好きだから好き。

嫌だから嫌。

楽しいからやりたい。

心地よくないからやりたくない。

とてもシンプルな感覚ですよね。


もちろん、
大人になるにつれて、

すべてを好き嫌いだけで選ぶことは
難しい場面が増えてきてしまいます。


人と関わる中で、
相手の気持ちを考えることも必要ですし、

社会の中で生きていくために、
ルールやマナーを覚えることも大切です。


ただ、
その過程で少しずつ、

自分がどう感じているのかよりも、

外側から教えられた正解を
先に考えるようになっていってしまうことがあります。



■ 成長するほど、外側の正解が増えていく


成長する中で、
私たちはたくさんの価値観に触れていきます。


親の考え方。

学校で教えられること。

周りの友人の選択。

社会の中で「普通」とされている生き方。


たとえば、

安定した仕事に就いた方がいい。

正社員になる方が安心。

大人になったら結婚するもの。

我慢できる人がえらい。

周りに迷惑をかけてはいけない。

みんなと同じようにできる方がいい。


こうした価値観の中には、
人生を支えてくれるものもあります。


あなたの大切な人が、
その人なりに心配して伝えてくれた言葉もたくさんあるはずです^^

もちろん、外側の価値観そのものが
悪いわけではありません。


ただ、
いつの間にかそれが、

「自分は本当はどうしたいのか」

よりも強い判断基準になってしまうことがあります。


本当は少し違和感がある。

本当はしんどい。

本当は別の生き方に惹かれている。


それでも、

「普通はこうだから」

「この方が安定しているから」

「みんなもそうしているから」

と考えているうちに、


自分の声よりも、
外側の正解の声の方が
大きくなっていってしまうのです。


そして、
その状態が長く続くと、

自分で選んでいるつもりなのに、
なぜかしっくりこない選択を
繰り返してしまいます。



■ 他人軸は、いつの間にか自分の考えのように入り込む


外側の正解が強くなると、

本当は他人軸だったものを、
自分軸の考え方だと思い込んでしまうことがあります。


たとえば、

正社員として働くことが
その人に本当に合っている場合もあります。


安定した環境の中で力を発揮できる人もいますし、

組織の中で人と協力しながら働くことに
安心感ややりがいを感じる人もいます。


その場合、
正社員という働き方は、

外側から押しつけられたものではなく、
その人の本音や性質に合った選択なのです。


一方で、
同じ働き方でも、

本当はもっと自由に働きたい。

自分のペースで進めたい。

組織のルールや人間関係に強い負担を感じている。

そういう人にとっては、
その働き方が苦しくなることもあります。


けれど、

「正社員でいるのが普通」

「安定した道を選ぶべき」

「自由な働き方は不安定で危ない」

という考えが強くあると、


自分の違和感に気づいても、

それを本音として受け止めることが
難しくなってしまいます。


本当は合っていないのに、

「自分が甘いだけなのかな」

「みんなも我慢しているのだから」

「このくらいでつらいと思ってはいけない」

と、自分を納得させようとしてしまう。



このように、

外側から取り入れた価値観を、
自分の本音だと思い込んでいると、

違和感はあるのに、
その理由が分からなくなっていきます。


本音が消えたわけではありません。


ただ、

他人軸の考え方を
自分軸の考え方だと思い込んでいることで、

本当の感覚が
見えにくくなってしまっているのです。


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■ 違和感はあるのに、理由が分からなくなる


外側の正解に合わせることが
当たり前になってくると、

自分の中にある小さな違和感を
見過ごしやすくなります。


たとえば、

仕事に行くたびに疲れ切ってしまう。

人と会ったあとに、どっと消耗する。

本当は休みたいのに、予定を入れ続けてしまう。

安心できるはずの関係なのに、
なぜか心が落ち着かない。


そんな感覚があっても、

「これくらい普通」

「みんなも頑張っている」

「自分が気にしすぎなのかもしれない」

と流してしまうことがあります。


最初は小さな違和感だったものも、
何度も見ないようにしているうちに、

何が嫌なのか。

何が苦しいのか。

どこに無理があるのか。

少しずつ分かりにくくなってしまいます。


すると、

「今のままでいい気はしない」

という感覚だけは残っているのに、


何を変えたいのか。

何を望んでいるのか。

何が自分に合っていないのか。

そこが見えなくなってしまうのです。


この状態になると、

「本当はどうしたいのか分からない」

と感じやすくなります。


けれどそれは、
何も望んでいないということではありません。


むしろ、
どこかに違和感があるからこそ、

「自分らしく生きたい」

という心の声を感じているのです。



■ 本当にやりたいことは、大きな夢として現れるとは限らない


「本当にやりたいこと」という言葉を聞くと、

何か特別な夢や、
人生を大きく変えるような目標を
見つけなければいけないように感じることがあります。


やりたい仕事。

人生の使命。

特別な才能。

大きな夢。

将来の明確な目標。


そうしたものがすぐに出てこないと、

「私にはやりたいことがない」

「自分らしさが分からない」

と思ってしまう方もいるかもしれません。


でも、
本当にやりたいことは、

最初から分かりやすい形で
見えているとは限りません。


むしろ、

「これは少し違う気がする」

「本当はこっちの方が落ち着く」

「理由は分からないけれど、なんとなく惹かれる」

そんな小さな反応として
出てくることもあります。


たとえば、

今の仕事に大きな不満があるわけではないけれど、
なぜかずっと心が重い。

人間関係に大きな問題があるわけではないけれど、
一緒にいると自分らしくいられない。

条件としては悪くないはずなのに、
心のどこかでしっくりこない。


そうした違和感は、

「今すぐ人生を変えなさい」

というサインではなく、

「本当は何を大切にしたいのか」

に気づくための入り口なのです。


本音は、
いつも大きな夢として現れるわけではありません。

最初は、
小さな違和感や、
なんとなく惹かれる感覚として、

少しずつ教えてくれるのです。



■ 小さな選択から、自分軸は戻ってくる


自分軸を取り戻すために、
いきなり大きな決断をする必要はありません。


むしろ最初に見つめたいのは、
毎日の中で何気なく選んでいる
小さなことです。


たとえば、

今日の食事を選ぶとき。

休みの日の過ごし方を決めるとき。

誰かから誘われたとき。

頼まれごとを引き受けるか迷ったとき。


いつもなら、

「これでいい」

「こっちの方が無難」

「相手に合わせた方がいい」

と、すぐに決めてしまう場面で、


「本当はどうしたい?」

と自分に聞いてみる。


白米が食べたいのか、
麺類が食べたいのか。

外に出て気分転換したいのか、
家で静かに休みたいのか。

誰かと話したいのか、
今日は一人でいたいのか。

本当は行きたいのか、
本当は少し気が重いのか。


こうした小さな選択を重ねていくことで、

自分の好き。

自分の嫌。

自分の心地よさ。

自分の違和感。

そうした感覚が少しずつ戻ってきます。


最初は、
はっきり分からなくても大丈夫です。

「よく分からない」

という答えも、
今の自分の状態を知る大切な手がかりです。


長い時間をかけて
外側の正解に合わせてきたなら、

自分の感覚を取り戻すのに、
少し時間がかかることもあります。


だからこそ、
いきなり大きな答えを出そうとしなくていいのです。


日々の小さな選択の中で、

「私はどうしたい?」

と問いかけること。


その積み重ねが、
他人軸だと思っていなかったものに気づいたり、

本当は心地よくなかった選択に
気づいたりするきっかけになっていきます。


自分軸は、
突然見つかるものではなく、

小さな選択の中で、
少しずつ取り戻していくものなのです。


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■ 自分らしさは、少しずつ思い出していくもの



これまで外側の正解を大切にしてきた時間が長いほど、

最初は、
自分の声が分かりにくいことがあります。


けれど、

ふと惹かれるもの。

なぜか落ち着く場所。

理由は分からないけれど、少し苦しくなる選択。

そうした小さな反応の中に、
自分らしさの手がかりが隠れています。


今は、大きな夢が見つからなくても大丈夫です。


まずは、
今日の自分の小さな声に、
少しだけ耳を澄ませてみてください。


その積み重ねが、

少しずつ、
自分らしい生き方へと
つながっていくのだと思います。


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メッセンジャー 紡音

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