まりもが逃げた話

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小学校の時のたわいもない冗談で、
ある友達に「昨日飼っていたまりもが逃げた!」
と言ったことがありました。

そんなわけないだろうと、
周りはみんな思っていたはずです。

自分でもただのふざけた冗談のつもりでした。
それから5年後、高校生になった時のことです。

ふとその話を思い出して、
「あの時さ、まりもが逃げたって言ったの覚えてる?」と
笑いながらその友達に話しました。

すると彼がこう言ったんです。
「え?あれ本当だったんじゃないの?」

どうやらその友達は、
あの話をずっと本当だと思っていたらしいんです。

正直、少し驚きました。
そんなバカな話を本気にしていたのかと、
思わず笑ってしまいました。

でも同時に思ったんです。
人は、自分が思っている以上に、
相手の言葉をそのまま受け取っていることがあるんだなと。

軽い気持ちで言ったことでも、
相手にとっては印象に残っていたり、
そのまま信じていたりすることもある。

逆に言えば、
本当は話したかったことや、伝えたかった気持ちも、
そのまま受け取ってもらえることがあるのかもしれません。

相談でも同じで、
「こんなこと話してもいいのかな」と思っていることでも、
相手はちゃんと受け取ってくれることがあります。

むしろ、うまくまとめられていない話の方が、
その人の本当の気持ちが見えてくることもあります。

まりもの話みたいに、思っている以上に、
言葉はそのまま届いているのかもしれません。

もし今、誰かに話してみたいことがあるなら、
うまくまとめようとしなくても大丈夫です。

そのままの言葉で、
気軽に声をかけてください。

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