はじめまして。
深夜の保健室の、一条凛子です。
今、この文章を読んでくださっているあなたは、もしかしたら、少しだけ、心が疲れてしまっているのかもしれませんね。
毎日、誰かのために、一生懸命、頑張って。
周りの期待に応えようと、完璧な自分を演じて。
そして、一日の終わりに、一人きりになった時、ふと、こんな言葉が、胸をよぎる。
「どうせ、私なんて…」
その言葉は、まるで、冷たい鎖のように、あなたの心を縛り付けて、前に進む力を、奪ってしまってはいませんか?
分かりますよ。
その気持ちは、痛いほど。
でもね、一つだけ、覚えておいてほしいの。
あなたが、自分自身に向けてしまう、その、棘(とげ)のある言葉。
それは、あなたが、「本当は、もっと良くなりたい」と、心の底から、願っている証拠でもあるのです。
本当に、自分のことを、諦めてしまっている人は、「どうせ私なんて」と、嘆くことすら、しないものだから。
だから、まずは、そんな風に、自分に厳しくなってしまう、あなたの、その「真面目さ」と「向上心」を、私が、褒めてあげさせてちょうだい。
「あなたは、本当に、よくやっているわ」と。
自己肯定感というのは、何か、特別なことを成し遂げたり、誰かと比べて、優れていたりすることで、得られるものではないの。
それは、もっと、ささやかで、温かいもの。
例えば、
「今日は、朝、ちゃんと起きられた。えらいわね」
「苦手な上司と、なんとか、一日、顔を合わせた。すごいじゃない」
「誰かのために、淹れたお茶が、美味しかった。素敵なことだわ」
そんな、日常の中にある、小さな、小さな「できた」を、あなた自身が、見つけて、認めてあげること。
まるで、道端に咲く、小さな花に、そっと、水をあげるように。
あなたの心の中には、もう既に、たくさんの、美しい花が咲いているはずなの。
ただ、あなたが、それに、気づいていないだけ。
あるいは、他の、もっと大きな、華やかな花と比べて、「こんなもの、大したことない」と、思い込んでしまっているだけ。
もし、あなた一人では、その、自分の心に咲く花を、見つけることができないのなら…。
どうぞ、いつでも、この保健室の扉を、叩いてくださいね。
私と一緒に、ゆっくりと、あなたの心の中を、散歩しましょう。
そして、「こんなに、綺麗な花が咲いていたのね」と、一つひとつ、見つけて、愛でていきましょう。
あなたという存在は、あなたが思っているよりも、ずっと、ずっと、美しくて、価値のあるものなのですよ。
そのことを、忘れないで。
一条 凛子
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