私たちはその時々、その場その場で振る舞いを変えています。職場にいるときは、仕事用の振る舞いを、家族といるときは、家族の一員としての振る舞いを、友人といるときは、友人の中の一人としての振る舞いをしています。
職場にいるときのあなたは真面目で几帳面でも、気の置けない人といるときは、茶目っ気があって大雑把ということもあるでしょう。私たちの日常のどこかでは、まるで全く違う人格のように振舞う場面があるはずです。
では、どれが本当のあなたなのでしょうか。一番時間が長い”あなた”でしょうか。それとも、誇りを持った振る舞いの”あなた”でしょうか。リラックスしていて自然に出てくる”あなた”ですか?
実際はどれも本当のあなたなのでしょう。右から見たときのあなたが本当のあなたで、左から見ると本当のあなたではない。そんなことは起こらないのと同じように、どんなあなたも本当のあなたです。
人に見せている側面が違っているだけで、どれもあなたの大切な一部です。たとえ、とある部分が醜くても、恥ずかしくても、好ましくなくてもそれも全てあなたです。
どれも本当のあなたなのですから、都合が悪いからといって、あなたの大切な一部を否定しては苦しくなってしまうでしょう。どんな自分であっても、受け入れてあげることが重要です。
こんな自分は変えたいと思って変化しようとするのは大変良いことです。しかし、まずは都合の悪い自分を受け入れることから始めましょう。”受容”は心の平穏を手にするためには必ず必要になるはずですよ。