皆様は「怒り」とは何のために存在しているかご存じでございますか?この感情のせいで冷静になることができなくなり、揉め事が起きたり、思ってもいないことを言ってしまったりして、誰かを傷付けることになったりもしてしまいますよね。
ではこの感情は厄介なだけで、必要のないものなのかというと、当然そのようなことはございません。その理由を考えるに当たり、「怒り」が湧き起こる場面を想像していただきたいのです。
誰かに迷惑をかけられたり、酷いことを言われたり、自分の大切な物や人が粗末に扱われたり等々、色々な場面が思い浮かぶでしょう。これらの場面に共通するのは、【外から害が及んでいるとき】であるはずです。
外から害が及ぼされたとき、私たちはどうするべきでしょうか。ただ指をくわえて見ているわけにはいきません。害が及ばないように奮起して戦い、大切な何かを守る必要があります。
つまり、「怒り」とは「何かを守るための感情」なのです。このことに怒りをどのように扱うかを考えるヒントがあります。
もし、あなたが「怒り」を抑えた方が良いと感じる場面が来たら、戦わずして何かを守る方法も試してみましょう。特にその何かが自尊心であれば、自分で自分を価値ある存在と認めることが怒りを鎮める特効薬となるでしょう。
そしてあなたに怒りを与えた相手が家族や友人、恋人などの大切な人だったなら、本当にあなたは攻撃されているのか、今一度考えてみるのです。あれはあなたを想っての言動だったと気付けたら、きっと平和的にお互いを理解できるはずですよ。