お金に関する悩みは多くの人が抱えていますが、その原因が「生活習慣」にあるとしたらどうでしょうか。桜川真一さんの著書『貧乏は必ず治る。』は、貧乏を生活習慣病のようなものとして捉え、日々の行動や考え方を変えれば改善できると説きます。
今回、お盆の帰省中に偶然この本を手に取り、印象に残ったエピソードと、自分なりの気づきをまとめました。
図書館で出会った一冊
お盆休みに一関から富山へ帰省しました。休憩をとりながら、約8時間の車移動。時間には余裕を持たせていたので、スキマ時間は富山市立とやま駅南図書館で過ごすことにしました。そこで目に留まったのが、桜川真一さんの**『貧乏は必ず治る。』**という本でした。治るとはどういうことか、刺激的なタイトルに惹かれてページを開きました。
貧乏は生活習慣病
著者は、貧乏を生活習慣病のようなものだと説明します。つまり、貧乏は日々の選択や行動の積み重ねによって形作られる。逆に言えば、習慣を変えれば誰でも抜け出せる、というのです。
この発想は、お金の悩みを“運のせい”、”社会のせい”にしてしまいがちな私たちにとって、大きな気づきになると思いました。
「お金は好きですか?」
特に印象に残ったのが、次のエピソードです。
「お金は好きですか?」と尋ねると、多くの人は「好き」と答えます。
しかし、「では、お金の寸法や、紙幣に描かれている人物が誰かわかりますか?」と聞くと、答えられない人が多くいるそうです。
著者はここで、「お金がある状態が好きな人は多いが、お金そのものを理解し、愛着を持っている人は少ない」と指摘します。そんな人のところに、お金は集まるだろうか?――と。
このくだりを読んで、私はドキッとしました。自分も先の問いにすぐに答えられなかったからです。好きだと言いながら、その対象を理解しようとしていない。これでは、お金に好かれるはずがありません。
このエピソードは少し極端にも思えますが、それくらい具体的に考えましょうという例えとして捉えました。
習慣を見直すきっかけに
この本は、一発逆転の方法や投資テクニックを教えるものではありません。
毎日の習慣や思考が、それぞれお金持ちと貧乏な人ではどのように違うのか、お金との関係性を改善していく考え方を説いています。図書館で偶然出会った一冊ですが、私の中でお金の見方を変えるきっかけになりました。
まとめ:お金を「よく知る」ことから始めよう
『貧乏は必ず治る。』は、お金の悩みを解消するために派手な方法を提案するわけではなく、日常の小さな行動改善を積み重ねることの価値を教えてくれます。
「お金が好き」と胸を張って言えるようになるために、まずはお金との付き合い方を具体的に考えてみる――そんな小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。