――現場で培った“つなぐ力”が、新しいキャリアに変わった日
「CRAに興味はあるけど、自分には無理かもしれない」
「治験って、理系の人がやるんじゃないの?」
「志望動機が全然書けない」
Bさん(29歳)は、そんな言葉から相談をスタートされました。
急性期病棟での勤務は5年目。
三交代、夜勤は月6回。患者対応は慣れていたものの、
心身の疲れと「これ以上ここで何を学べるんだろう」という虚無感に包まれていたそうです。
「転職を考えて求人も見ていたけど、CRAっていう職種がまずよくわからなかったんです」
「なんか難しそうだし、研究とかって自分には縁がないなって」
「でも、現場以外で看護師経験を活かせるっていう言葉には、ちょっと惹かれてました」
ただ、いざ応募しようとしても――手が止まったのは志望動機でした。
「特別な理由があるわけじゃないし、面接で何を聞かれても答えられない気がして」
トライアルナースへの最初のメッセージには、そんな不安が滲んでいました。
そこから、ゆっくり言葉をやり取りする中で、Bさんは自分のことを少しずつ話してくれました。
・多職種との情報共有が得意だったこと
・申し送りや記録を正確にまとめるのが好きだったこと
・現場の情報を整理して「次にどう動くか」を考えるのが得意だったこと
その一つひとつに、「CRAとの接点」が見えてきました。
「CRAって、現場を支える調整役なんですね」
「患者さんと直接関わるわけじゃなくても、“医療を支える”って形があるんだなって思えました」
その気づきから、Bさんの志望動機は形を変えていきました。
「急性期病棟で多職種と連携しながら情報を整理・伝達してきた経験を通じて、
現場と支える立場の両方の視点を持つ大切さに気づいた。
CRAとして、治験というチーム医療の一端を担いながら、
看護師の経験を活かして医療に貢献したいと考えた」
最初は、「CRAなんて自分には縁がない」と思っていたBさん。
でも、やりとりを重ねながら「実は自分に向いているかもしれない」と思えるようになり、
結果的に第一志望の企業で内定を獲得されました。
「自分の経験を“どう捉えればいいか”が、ずっとわかってなかったんだと思います。
一人では、絶対にここまで整理できなかったです」
そう語るBさんの言葉に、私も深く頷きました。
志望動機は、立派な夢から生まれるものじゃありません。
自分の経験を“どう捉えるか”が変われば、それはきちんと「動機」になります。
もし今、
「CRAって難しそう」
「志望動機が思いつかない」
「自分の経験とつながる気がしない」
そんな気持ちで立ち止まっている方がいたら、
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