大人しくて優しい子、真面目で素直な子。
子育てをしていると、親は我が子に理想を求めてしまいがちだ。
「あなたの為に言っている」と言いながら、理想の子供像を我が子に投影する。
そして、子供はその期待に答えようとする。
いい子でいるうちは、親は喜んでくれるから、いつのまにかそれは当たり前になる。
しかし、常に親の期待に応え続ける事は難しいだろう。
自分の理想通りにならない事を、子供のせいにしてはいないだろうか?
嘘をついたから悪い子、勉強をしないから悪い子、そんな風に親の理想通りにならなかったからといって子供を否定するのは間違いである。
あなたの子供は一人のかけがえのない存在であり、どんな子供でも等しく愛されて然るべきだろう。
いい子だから愛すのではなく、あなたがあなたであるから愛すとそう言い続けて欲しい。
親が子供に理想を押し付ける時、それは子を想う愛情の裏返しなどではない、愛する子供に条件をつける行為なのだと自覚する必要がある。
過保護な親は、将来の我が子の未来を心配し理想を押し付ける。
見栄っ張りな親も、世間体の為に我が子に理想を押し付ける。
子供を管理したがる親も、条件付きの愛情に向かいがちだ。
子育てに理想は必要ない、ただ理解が必要なのだ。
我が子の言葉、考え、行動に目と耳をしっかり向けて欲しい。
彼や彼女は、世界にたった1人しかいない特別な存在である。