人間は、人生シミュレーションを進行しながらいろいろな目標を達成し、欲や執着に引き寄せられながら生きています。プレイヤーであるにも関わらず、自分がキャラクターかのように錯覚し、ゲームそのものに飲み込まれてしまっています。
そんな「ゲームに熱中しすぎた状態」から一歩離れたとき、「クリア後の世界」にワープするんです。
「クリア後の世界」というのは、本編の目的は達成したけど、まだ自由に動けるし、サブイベントや探索を楽しんでいる、みたいな感覚のことです。
もう達成すべきことはすべて終わって、あとはその後の余暇のような。
クリア後って好きなように遊ぶじゃないですか。
ストーリーとかもうどうでもよくなって、ひたすら駆けまわったり、NPCにちょっかいかけて遊んだり(笑)
ゲームのクリア後にあるのは「自由」なんです。
どんな目標も、欲も、執着も、もう無い。
ただ自由に、好きなように存在することができるのです。
執着しないからこそ、自分のペースで自由に生きることができる。
無理に「次になにかをしなければいけない」って感じることがないというか、今ここにある瞬間をたいせつにする感覚が強くなる。
人生シミュレーションのクリア後の世界に行くためには、欲や執着を手放すことです。
多くの人は、人生を「なにかを得るための戦い」として捉え、他人との競争や社会の期待に応える努力をし続けることで、自由や幸せを手にしようとしています。
しかし、本当の自由は、その欲望から解放されたときに訪れます。
その最初のステップは、
「なんかもうどうでもよくね?」
という心の切り替え地点に至ること。
なにかを得るために必死になっている自分を見つめなおし、それを放棄してしまうこと。
その「放棄」の瞬間に、ゲームから一歩退いた自分を感じ、人生の自由に気づくことができるのです。
「どうでもよくなった」
「自分がどうなるかなんて興味がない」
自暴自棄になっているのか、はたまた病んでいるのかと捉えられそうな発言ですが、これこそがゲームをクリアし、自由になった証です。
クリア後の世界に行くためには手放すこと、解放することです。
執着や欲望に縛られ、ゲームのルールに従い続けるのではなく、いまここに存在している自分自身をたいせつにし、何も求めず、ただ生きること。
その瞬間に、クリア後の自由が広がっていきます。