「質問の仕方がわからない」はなぜ生まれるのか?

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『先生、わからないことがわからないです・・・恥ずかしながらこの年になっても言語化ができなくて申し訳ないです。』

パソコンインストラクターの仕事をして数ヶ月。

とある受講者さんはポツリと本音を漏らした一言がとても重く感じました。

なぜ、恥ずかしいと思うのか?なぜ学ぶ意欲はあるのに「迷惑をかけたくない」「恥ずかしい」と感じるのか。

その実態を私なりに調査してみました。

・質問の仕方がわからなくていつも悩んでモヤモヤする
・先生につい気を遣ってしまってわからないことが聞けない
・モヤモヤを言語化できなくてわからないことがわからないループ
に陥っている

そんな方におすすめの記事内容です。




そもそも「質問ができない理由」とはなんなのか?

この記事を読んでいる人の中にはきっと「分からないことがあるなら、質問すればいいじゃない」と思う人もいるのではないでしょうか??

…それが簡単にできたら、きっと誰も悩まないはずです。

小中学生を対象とした令和6年度部科学省「全国学力・学習状況調査」では、

「分からないとき、先生に質問しますか?」の質問に対して、
「はい」と答えたのは約50〜60%前後という調査結果が出ています。

この結果は質問へのハードルの高さが、すでに子どもの頃から存在していることを示しています。
そしてそれがそのまま大人になっても続いている…というわけです。
実は、質問ができない理由には、思った以上に深い背景があります。

子どもの頃は親や先生など身近な人には、「これなに?」「教えて」と聞いて知識を深めた人がきっと多いでしょう。
けれど、中学・高校になるとだんだんこう思う人が多くなります。

「こんなことを聞いたら迷惑かもしれない」「バカにされるかも」

――そんな気持ちが先に立ち、口をつぐんでしまう人が少なくありません。

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これは、【自分が無知だと知られることへの“恥ずかしさ”や“自己防衛”】が働いているからです。

日本の教育や職場文化では、「正解を当てること」が評価されがちです。
そのため、「間違えたくない」「分からないと思われたくない」というプレッシャーが、質問という行動を難しくしています。


そのまま社会人になると、職場文化の影響で“正解”を求めすぎてしまい、頑張りすぎて病気になった人・路頭に迷う人も少なくありません。

さらに職場では、「聞かずに乗り越える力」や「空気を読む力」が求められることも多く、それが質問へのハードルをさらに上げてしまうのです。

“自分で調べてから質問するべき”という無言の圧力が、「最初の一歩」を踏み出す勇気を奪ってしまうのです。

それが裏目に出てしまった世代が50代以降の中高年世代です。
かつての教育現場で「質問=理解不足=恥」とされていた経験が残っている場合もあります。

先生が一方的に教え、生徒は黙って聞く、という形式が当たり前だった世代では、質問することそのものに“悪いことをしているような感覚”を持ってしまう傾向になるのです。

そしてそれがそのまま大人になっても続いている…というわけです。



「質問の仕方がわからない」には“言葉の不安”もある

質問ってどう伝えたらいの?という“話し方の壁”問題に着目してみます。

「これってなんて聞けばいいの?」と頭の中でぐるぐる・・・聞くタイミングがわからないまま1日が過ごしてしまう人も少なくありません。


でも実は、質問に完璧な言い方なんて必要ないんです。

実は“質問”には魔法のクッション言葉を使えば、相手に気を使わず、質問がしやすくなるんです。

今日からできる「やさしい質問のはじめかた」


質問って、**テストの場じゃなくて“会話”**なんです。
上手に伝えることよりも、「困っていること」「わからないこと」を伝えようとすることが何より大事なので、こんな風に言ってみましょう。

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「ここで止まってしまって…何をすればいいか教えてもらえますか?」

「この言葉の意味がピンとこなくて…」

「今さらなんですが、これって何ですか?」

時には忙しそうだからと遠慮してしまう方もいるでしょうが、忙しそうと思っているのは実は自分だけだったりして、相手はそう思っていない場合もあります。

遠慮ばかりしていると、自分自身の理解や知識が増えないのでわからないことは遠慮なく聞いてください。

あなたの“ことば”でいいんです。

たどたどしくても、遠回りでも、その気持ちに応えたい人が、必ずそばにい流ので安心してくださいね。

(時には、感情をぶつけてきて自身の成長を妨げる人もいるので質問する相手は選んでみるのもおすすめです。)


質問することは「未来へのプレゼント」

聞くことで“わかる”が増えるので、質問をするたびに、「わかる」が少しずつ増えていきます。
そして、その「わかる」は、あなたの自信につながっていきます。

誰かと比べる“競争の場”ではなく、自分のペースで成長していく目的で質問していくと良いでしょう。

最初から質問上手な方なんていません。
“わからない”がわからなくても、「この部分がわかりません」など相手に見える範囲であれば必ず相手は応えてくれるはずです。

誰だって子ども時代は大人の方達に「なぜ?なぜ??」と聞いて育ってきたはずです。

質問は恥ではなく、「自然な行為」なので遠慮したらもったいないです。


あなたの「わからない」は、学びのはじまり

「質問するのが怖い」「こんなこと聞いていいのかな」
そんなふうに思って、言葉を飲み込んでしまうこと、ありますよね。

でも、質問することは、弱さじゃなく“勇気”の証です。

誰かに聞くことで、自分の世界が広がっていく。
そして、あなたが一歩を踏み出すことで、
「聞いてもいいんだ」と思える人が、もう一人、増えるかもしれません。

その“はじめの一歩”を、心から応援しています。




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