“もう少し元気になってから相談しよう”と思うあなたへ。心理学が教える“相談を先延ばしにする心”の扱い方」

“もう少し元気になってから相談しよう”と思うあなたへ。心理学が教える“相談を先延ばしにする心”の扱い方」

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コラム

元気になってから話そうとしていませんか

本当は誰かに話したい。
でも、今はまだまとまっていない。
もう少し落ち着いてからにしよう。
もう少し元気になってから相談しよう。
そんなふうに考えているうちに、時間だけが過ぎてしまうことがあります。
つらいときほど、人に話すことにもエネルギーが必要になります。
だから、相談を先延ばしにしてしまうのは、決して珍しいことではありません。

先延ばしの奥には、迷惑をかけたくない気持ちがある

臨床心理学では、人は不安や恥ずかしさが強いとき、自分の気持ちを外に出すことをためらうと考えます。
うまく説明できなかったらどうしよう。
暗い話になったら申し訳ない。
こんなことで相談していいのかな。
そう思うほど、話す前から自分にブレーキをかけてしまいます。
でも、そのブレーキは弱さではありません。
相手に負担をかけたくないという、あなたなりの気遣いでもあるのです。

相談は、整ってからするものとは限らない

相談は、きれいに話せる人だけのものではありません。
何に困っているのか分からない。
気持ちがぐちゃぐちゃしている。
話しながら泣いてしまうかもしれない。
そういう状態のままでも、話していいのです。
むしろ、まとまらない気持ちを少しずつ言葉にしていくこと自体が、心の整理になることがあります。
元気になってから相談するのではなく、元気を取り戻す途中で相談してもいいのだと思います。

“今のまま”少し話してみる

相談を先延ばしにしているときは、最初から全部を話そうとしなくても大丈夫です。
「うまく話せるか分からない」
「何から話せばいいか分からない」
その一言から始めても十分です。
話すことで、心の中に少しだけ隙間ができることがあります。
悩みがすぐ消えなくても、「ひとりで抱えなくてよかった」と感じられることがあります。
もう少し元気になってからではなく、今のままのあなたで話していい。
その小さな許可が、心を少し軽くする入口になるのだと思います。

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