「採用、何から始めればいいですか?」と聞かれて、一番最初に確認したこと

「採用、何から始めればいいですか?」と聞かれて、一番最初に確認したこと

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ビジネス・マーケティング
先日、創業して3年目という経営者さんから「そろそろ採用担当を決めずに、社長の自分が動くしかなくて」とご相談をいただきました。「何から手をつければいいか分からない」とのこと。求人媒体の話をする前に、私はまず別のことを聞きました。

「今、何人採用したいですか? いつまでに必要ですか?」

この質問に、即答できる経営者さんは実は多くありません。

なぜ「とりあえず求人を出す」とつまずくのか

採用がうまくいかない会社の多くは、求人媒体を選ぶところからスタートしてしまいます。でも媒体選びは本来、一番最後に決めることです。

- 何人、いつまでに、いくらの予算で採用したいかが曖昧
- どんな人に来てほしいかのイメージが社内でバラバラ
- 「とりあえず急いでいるから」で媒体だけ先に契約してしまう

順番が逆になると、求人票を書く段階で手が止まります。誰に向けて書くかが決まっていないからです。

採用を始める前に、紙1枚でいいので整理すること

実際に改善があった会社では、求人を出す前にこの5つだけ書き出してもらいました。

- 採用人数と希望の入社時期
- 月給や時給の目安(応相談でもいいので幅を決める)
- 必須条件と、あったら嬉しい条件を分ける
- 働いてほしい人物像を一言で(例:黙々作業よりチームで動ける人)
- 使える予算の上限

これだけで、求人票に書く内容も、選ぶべき媒体も自然と絞られてきます。

「予算もないし急いでいるから」で後回しにした結果

ある小売店の店長さんは、オープン前で時間がなく「とにかく早く出したい」と、整理せずにIndeedへ求人を出しました。結果、応募は来たものの面接に進むと希望条件がかみ合わず、内定辞退が続きました。

後から一緒に条件を整理し直すと、実は「土日休み希望」の方が多い中、求人票にはシフト制とだけ書かれていて、具体的な休みの取り方が伝わっていませんでした。条件を先に整理していれば、最初から防げたミスマッチです。書き直した後は、面接に進む段階での辞退がぐっと減りました。

急いでいるときほど、立ち止まって条件を整理する時間が、結果的に一番の近道になります。

採用の第一歩は、媒体選びではなく「誰を、いつまでに、いくらで」を言葉にすることです。「うちの場合、何から整理すればいいか分からない」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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