歯科医院の求人、「未経験歓迎」だけで終わっていませんか

歯科医院の求人、「未経験歓迎」だけで終わっていませんか

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ビジネス・マーケティング
歯科医院の採用担当をされている院長先生や事務長さんから、よくこんな相談を受けます。「歯科助手を募集してるのに、応募が全然来ない」と。求人票を見せてもらうと、多くの場合「未経験者歓迎」「明るい職場です」といった言葉は入っています。でも、それだけなんです。

なぜ「未経験歓迎」だけでは伝わらないのか

歯科医院の求人は、実は同じ地域内でかなりの数がぶつかり合っています。似たような時給、似たような「アットホームな職場」という言葉。応募者からすると、どこも同じに見えてしまうんです。

さらに歯科業界特有の事情として、次のようなことがあります。

- 「歯科助手」と「歯科衛生士」の違いが求人票で曖昧なまま書かれている
- 見学・体験入社の有無が書かれておらず、応募のハードルが高いまま
- 診療時間や休診日が書かれていないので、生活と両立できるか判断できない
- 院内の雰囲気(先生の人柄、スタッフの年齢層)が全く伝わらない

「うちは普通にいい職場です」と思っていても、それが文字になっていなければ、応募者には伝わりません。

今すぐ見直せる改善ポイント

- 「歯科助手」「歯科衛生士」「受付」など、募集職種を明確に分ける
- 未経験者に向けて「入社後の研修期間」「最初の1ヶ月にすること」を具体的に書く
- 診療時間・休診日・有給の取りやすさなど、生活面の情報を先出しする
- 院長やスタッフの年齢層、患者さんの層(子ども中心か、高齢者中心かなど)を書く
- 可能であれば見学だけでもOKという一文を添える

これだけで「ここなら自分にもできそう」と思ってもらえる求人票に近づきます。

歯科助手の求人票を一緒に見直した時のこと

以前、開業して数年の歯科医院から「歯科助手が全然採用できない」と相談を受けたことがあります。求人票を見ると、業務内容が「診療補助全般」の一言だけ。応募者からすると、レントゲンを扱うのか、器具の準備だけなのか、全く想像がつかない状態でした。

そこで、実際の1日の流れを一緒に書き出してもらいました。「朝は器具の準備から」「午前中は受付対応も兼ねる」「未経験の場合は最初の2週間は先輩について覚える」といった具体的な流れです。

さらに「30代のスタッフが中心で、子育て中の方も多い」という院内の実情も加えました。結果、応募数がそれまでの月と比べて明らかに増え、面接に進む方の質も変わったと院長先生が話していました。特別なことをしたわけではなく、「当たり前だと思って書いていなかったこと」を言葉にしただけです。

歯科医院の採用は、求人票に業界特有の"当たり前"を書けるかどうかで大きく変わります。応募が来ない原因は、媒体ではなく求人票の中身にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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