内定を出したのに辞退された、その3日前に起きていたこと

内定を出したのに辞退された、その3日前に起きていたこと

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ビジネス・マーケティング
「やっと決まったと思ったのに、辞退の連絡が来ました」

そう相談されたのは、内定通知を出してから3日後のことでした。応募から面接、内定までは順調だったのに、最後の最後で辞退。よくある話ですが、実際に起きると採用担当としてはかなり堪えます。

なぜ内定後に辞退が起きるのか

内定辞退の原因は、実は「内定を出したあと」ではなく「内定を出すまでの間」にすでに種が撒かれていることが多いです。

- 内定通知までに時間がかかりすぎている
- 内定連絡が電話やメールの一方通行で終わっている
- 入社日や条件の詳細が「あとで詰めます」のまま放置されている
- 他社の選考状況を一度も聞いていない

つまり「連絡が来ない間に、他社から先に連絡が来てしまう」というシンプルな構造です。応募者は内定を待っている間、何もしていないわけではありません。

今すぐできる、辞退を防ぐための工夫

1. 面接の最後に「結果はいつまでに連絡するか」を明確に伝える
2. 内定連絡は電話+書面(メール)の両方で行う
3. 内定連絡の際に「他に選考中の企業はありますか」を必ず聞く
4. 内定から入社日までの間、1回は雑談レベルでも連絡を入れる
5. 条件面(給与・勤務地・入社日)はその場で確定させ、持ち越さない

特に4番目は見落とされがちですが、内定から入社まで1ヶ月以上空くケースでは、この「間の連絡」があるかないかで辞退率が変わってきます。

「内定を出したその日に、他社の面接が入っていた」ケース

これまで担当した企業で、内定通知を出してから返事をもらうまで1週間かかっていた会社がありました。応募者に理由を聞くと「その間に別の会社から内定が出て、そちらは即日で連絡があったので決めました」とのこと。

その会社では、内定連絡のスピードを「面接から3日以内」に変え、電話連絡の際に必ず「今の選考状況」を確認するようにしました。結果、同じ時期の辞退件数がそれまでより明らかに減りました。求人票や面接の質は変えていません。変えたのは「内定を出すまでのスピードと会話の量」だけです。

内定辞退は、応募者の気持ちが離れた結果ではなく、こちら側の連絡設計が原因になっていることが多いです。求人票の見直しと同じくらい、内定後のフローを一度洗い出してみる価値はあります。

応募から内定まで来ているのに辞退が続く場合、原因は求人票よりも「その後の連絡設計」にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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