「職種名」に頑張って書き込んで、逆に応募を減らしていた話

「職種名」に頑張って書き込んで、逆に応募を減らしていた話

記事
ビジネス・マーケティング
「タイトル、けっこう工夫したんですけどね」

そう言いながら求人を見せてもらうと、職種名の欄にこう書いてありました。

「【未経験歓迎・週休2日・賞与年2回】一般事務スタッフ大募集!」

気持ちはすごくわかります。とにかく目立たせたい、良い条件を全部見せたい。でも、これが応募を減らしている原因になっていることが少なくありません。

なぜ「詰め込んだタイトル」ほど応募が減るのか

理由はシンプルです。

- 求職者は職種名を見て「自分に関係あるか」を一瞬で判断している
- 文字数が多いと、肝心の職種名が途中で切れて表示される
- 「未経験歓迎」「賞与年2回」などのアピールは、キャッチコピー欄に書く役割のもの
- 職種名とキャッチコピーの内容が重複していると、求人全体がごちゃついて読みにくくなる

つまり「頑張って書き込んだ」つもりが、読み手にとっては「何の仕事かパッと分からない」求人になってしまっているんです。

今日から見直せる3つのポイント

1. 職種名はシンプルに、職種そのものだけを書く(例:「一般事務」「製造スタッフ」)
2. アピールしたい条件・待遇はキャッチコピー欄にまとめる
3. キャッチコピーは「誰向けか」が伝わる一言を先頭に置く(例:「未経験から始める、20代活躍中の事務職」)
4. 職種名とキャッチコピーで同じ言葉を繰り返さない
5. 一度公開したら、応募数の変化を1〜2週間は様子見してから次の改善をする

職種名を削っただけで応募が戻った事務職の求人

これまで担当した企業の中に、まさにこのパターンがありました。職種名に条件をびっしり詰め込んでいた一般事務の求人です。

試しに職種名を「一般事務」だけに変更し、削った条件はすべてキャッチコピーに移動してもらいました。それだけです。仕事内容も待遇も一切変えていません。

結果、2週間ほどで応募数が増えました。担当者の方は「文字を減らしただけなのに」と驚いていましたが、求職者からすれば「何の仕事か」がすぐわかるようになっただけのこと。伝える場所を間違えていただけだったんです。

タイトルを工夫すること自体は間違っていません。ただ、「どこに何を書くか」を間違えると、良い条件も届く前に埋もれてしまいます。

応募が来ない原因は、媒体ではなく求人票にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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