「タイトルだけ変えたら応募が3倍になった」と言われた日のこと

「タイトルだけ変えたら応募が3倍になった」と言われた日のこと

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「求人票の中身は自信あるんです。でも応募が来なくて」

そう相談されて求人タイトルを見た瞬間、正直「あ、これは中身の前の話だな」と思いました。タイトルが「スタッフ募集」だったんです。仕事内容も条件も丁寧に書かれているのに、そこにたどり着く前に読み飛ばされていました。

なぜタイトルで9割決まってしまうのか

求職者は求人サイトで一覧をスクロールしながら、1件あたり1〜2秒でタイトルだけ見て「読むか読まないか」を判断しています。仕事内容がどれだけ良くても、タイトルで興味を持たれなければ本文は読まれません。私が年間200〜300件の応募対応をしてきた中でも、応募数の差は本文より先にタイトルで生まれているケースがほとんどでした。

「スタッフ募集」「正社員募集」のような、どの会社にも当てはまるタイトルは、検索結果の中に埋もれてしまいます。読者に「これは自分に関係あるかも」と思わせる情報が、タイトルの時点で何も入っていないのが原因です。

今日から変えられる求人タイトルのポイント

- 職種名だけでなく「働き方」や「特徴」を1つ足す(例:土日休み、未経験OK、車通勤可)
- 数字を入れる(例:賞与年2回、月給25万円〜、有給消化率80%)
- 「誰向けか」が伝わる言葉を入れる(例:子育て中の方、ブランクOK)
- 抽象的な言葉(アットホーム、やりがい)は避け、事実ベースの言葉に置き換える
- 媒体ごとの文字数制限内で、一番伝えたい情報を最初の15文字に入れる

「スタッフ募集」を変えただけで起きたこと

ある製造業の会社では、タイトルを「スタッフ募集」から「未経験OK/土日休み/組立スタッフ」に変えただけで、翌週から応募数が3倍になりました。本文は一切変えていません。担当の方は「こんなに簡単なことだったんですね」と驚かれていましたが、実は求職者が知りたい情報を、本文まで読まずに判断できるようにしただけなんです。

別の会社では逆に、タイトルに条件を詰め込みすぎて何を伝えたいか分からなくなっているケースもありました。情報は多ければいいわけではなく、「一番刺さる1つ」を選ぶことが大切です。

タイトルは求人票の顔です。中身に自信があるなら、なおさらそこにたどり着いてもらう工夫が必要になります。

応募が来ない原因は、媒体ではなくタイトルの一文にあるケースも少なくありません。「自社の場合はどうだろう?」と思ったら、お気軽にメッセージください。


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