試用期間中の給与を下げる会社、正直に書いたら応募が減るどころか質が上がった話

試用期間中の給与を下げる会社、正直に書いたら応募が減るどころか質が上がった話

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ビジネス・マーケティング
年間200〜300件の応募対応をしてきた中で、求人票の相談で一番よく聞かれるのが「試用期間中は給与を下げてるんですが、これ書いたら応募減りますよね?」というものでした。

正直に言うと、私も最初はそう思っていました。マイナスな条件はできるだけ隠したほうが、応募数は増えるはずだと。

隠していた頃に起きていたこと

ある会社の求人票を担当したとき、試用期間中の給与差については何も書いていませんでした。結果、内定後の条件提示で「聞いてた話と違う」と辞退が続いていたんです。面接では好感触だったのに、最後の最後でひっくり返る。担当者も候補者も、お互い気まずい思いをしていました。

しかも厄介なのは、この「言った言わない」は入社後にも尾を引くこと。試用期間中に給与が下がっていることに納得できないまま働く人は、本採用前でも気持ちが離れていきやすいんです。

正直に書いてみたら変わったこと

思い切って「試用期間中(3ヶ月)は基本給の90%となります」と一文を求人票に加えてみました。応募数は確かに一時的に減りました。でも、面接に進む人の質が明らかに変わったんです。

条件を承知の上で応募してきているので、面接で給与の話がスムーズに進む。内定辞退も減り、何より「聞いてなかった」というトラブルがゼロになりました。

正直に書くことは、応募のハードルを上げるのではなく、ミスマッチのハードルを下げることなんだと、このとき実感しました。

「言いにくいこと」ほど、書き方に工夫がいる

有休消化率や試用期間の条件など、正直に書くと不利になりそうな情報こそ、伝え方次第で印象は大きく変わります。隠すのではなく、「なぜそうなっているか」まで添えるだけで、候補者の受け取り方は変わるんです。

もし今、求人票に「本当は書きたいけど迷っている条件」があるなら、一人で抱え込まずに一度ご相談ください。書き方の工夫、一緒に考えます。


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