「異動の可能性」をひとこと求人票に書いてみたら、面接での警戒がすっとほどけた話

「異動の可能性」をひとこと求人票に書いてみたら、面接での警戒がすっとほどけた話

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ビジネス・マーケティング
年間200〜300件の応募対応をしてきた中で、面接の後半になると急に候補者の表情が硬くなる瞬間が何度もありました。理由を探っていくと、多くの場合「異動や転勤ってあるんですか?」という質問がきっかけでした。

聞かれるたびに、少し身構えていた

正直に言うと、この質問が来ると私も少し緊張していました。曖昧に答えると不安にさせてしまうし、かといって細かく話しすぎると重く聞こえてしまう。結果、なんとなく歯切れの悪い説明になっていたと思います。

候補者からすれば、生活の基盤に関わる話です。聞きたいのに聞きづらい、でも聞かないと決められない。そんな空気が面接室に漂っていました。

求人票に「異動の範囲」を先に書いてみた

そこで思い切って、求人票の中に異動の可能性について具体的に書くことにしました。「原則同一勤務地」「将来的に他拠点への異動の可能性あり(頻度・条件も明記)」など、正直な範囲を先出しする形です。

すると面接での空気が明らかに変わりました。候補者から出てくる質問が「異動はありますか?」ではなく、「異動になった場合、住居のサポートはありますか?」「本人の希望は考慮されますか?」という、一歩踏み込んだ内容に変わったのです。

これは、候補者が「隠されていない」と感じられたことで、警戒心を解いて本音の質問ができるようになったからだと思います。逆にこちらも、事前に準備した説明を落ち着いて伝えられるようになり、面接全体が対話らしくなっていきました。

曖昧さは、優しさではなく不安のもと

「聞かれたら答えよう」というスタンスは、一見候補者への配慮のように思えますが、実際は不安を長引かせているだけなんですよね。先に書いておくことは、候補者への誠実さそのものだと、この経験から強く感じました。

求人票の中で、何を先に伝えておくべきか迷ったときは、ぜひ一度ご相談ください。実際の応募対応の経験をもとに、あなたの会社らしい伝え方を一緒に整理していきます。


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