先日も「ネガティブの先にあるものを掴む」記事を書かせていただいて...。
今日はそのネガティブの先には一体何があるのか...のお話しです。
これは私が感じたことなので何が正解って話ではないんですけれど...。
数年前、持病の治療で入院していた時のことです。
隣のベットの方と親しくなりました。
彼女は末期のがんを患っていらっしゃいました。
この入院も次の治療に入るための準備を整えるための入院でした。
看護師さんや先生との会話がカーテン越しに聞こえてしまうのだけれど、どうも今を維持するだけでもギリギリの様子でした。
もう緩和ケアを受けてもいい状態なのに、まだ次の治療を受けようとしている姿が痛々しく感じてしまっていたんだけれど...それとは裏腹に彼女はとても明るいんです。
ある日、相変わらずニコニコしながら仰るの。
「残された家族は、どんなことをしても必ず後悔するものでしょ。そんな後悔はして欲しくないの。だからね、私は最期の最期まで闘うの。やり切るの。やるだけのことはやったってね。」
もうそこには家族への深い愛があると感じたんです。
そしてとても清々しさも感じました。
この境地に至るまでは想像も出来ない程の思いがあったはずです。
彼女は私より数日早く退院されて、私は病棟の出口まで見送りに行きました。
2人で冗談を言って笑いながらゆっくり歩いて、
扉の前で立ち止まって、
どちらともなく目を合わせて、
急に真面目な口調で、
2人同時に申し合わせたように、
「生き切りましょうね。」
って言ったんです。
そりゃもう綺麗にハモっちゃって💕
あまりにも綺麗にハモったもんだから2人で「ウフフ💕」って笑って。
もしかしたら彼女はもうこの世にはいらっしゃらないのかも知れない。
でも、その深い愛はご家族の中にずっと生き続けていると思うんです。
究極のネガティブの先には愛がありました。
私はこの出来事から闘病にかかわらず、どんなネガティブな内容でも、その先には愛があると信じているんです。
だから何があっても生きていける。
あなたも何があっても大丈夫。
今は辛くても必ずその先には愛があるんだから。
そして、私はまた彼女と笑いながら会える日が来ると信じているんです。