よく人生において辛いことがあった時に「明けない夜はない」という言葉で勇気づけられることがあります。
とても前向きで素敵な言葉ですが、私が本当にいろんなことで悩んでいた時期、どちらかというと「明けて欲しくない夜」の方が多かったです。
とにかく朝が怖くて「ずっと真夜中ならいいのに」と本当に思っていました。
それでも朝はやってくる。寝つきたいのに眠れない。
少しずつ白んでくる空と新聞配達のバイクの音に絶望した頃にやっと眠りにつき、束の間の睡眠をとってまた次の朝へ。
こんなことを何度も繰り返して体も精神もボロボロになっていました。
そんな時に自分なりに開発した睡眠導入するための頭の動かし方を紹介します。
なお、私はストレス等からくる不眠だったので慢性的に不眠症を抱えている方のご参考になるかは分かりません、あらかじめご了承ください。
まず、眠れないときにありがちなのは思考をどんどん巡らせてしまうのが原因だと気づきました。
「寝よう、寝よう」と考えている間は「まだ眠れていない」自分にフォーカスしており、意識が沈んで行きません。
眠る時に重要なのは「いかに意識を沈められるか」ということだと思い、頭の中で本当に沈んでみることにしました。
青く深い海にゆっくりと沈んでいくことをイメージするのです。
ただひたすら、仰向けで沈んでいく。だんだん音も光もなくなっていくけど、全く怖くなく、心地いい。そんな海の中を淡々と作り上げます。
たまに魚が泳いで立っていいし、大きなクジラを見かけるかもしれません。
とにかく、自分と比べ物にならないくらい大きなものに身を委ねて抵抗しない感覚を掴むと、徐々に早い時間に眠ることができるようになりました。
イメージするのは宇宙空間とかでも良いのですが宇宙に行ったことはないのでなんとなく海の方がやりやすかったです。
この方法を思いついたきっかけは何気なくネットニュースを見ていた時に発見した「「The Deep Sea」というサイトの存在です。
「The Deep Sea」 。一番底には何があるでしょう
スクロールすると浅瀬からだんだん深海に潜っていき、その深さにはどんな生物がいるのか紹介してくれるサイトでした。
何も考えずにひたすら下に下にとスクロールしていくと私の意識もちょっとずつ沈んでいくことが実感できたのです(注:気分が落ち込んでいくということではないですよ)。
このサイトを参考にすると、ただ何も考えずにぼーっとできるある種の瞑想のような感覚になることができ、それを頭のイメージに取り入れました。
もしご興味あれば「The Deep Sea」で検索してみてください。
スマホのブラウザからでもアクセスすることができます。
また、不眠に対する別のアプローチとしてベッドに入ったら「今日は別に眠れなくてもいいや」と開き直って宣言するのも良いです。
「どうせ寝つき悪いんだから明るくなるまで起きてたっていいし、眠くなったら寝ちゃってもいい。」
このようなマインドを持つと、案外眠れたりします。
眠れないことに対する焦りとか不安が一番の障害になるので、そういったものを取り払うと自分の中に抵抗がなくなり、体が欲している通り眠れます。
宇宙が昨日と同じような軌道で動いている限り、決まった時間に朝は来てしまいます。
冒頭の言葉で朝が希望の象徴として語られるように、夜が明けるのは怖いことではありません。あなたが怖いと感じているだけです。
嫌なこともあるかもしれませんが、睡眠を味方につけることがもっと楽に生きられるはずです。
寝るのが苦手なあなたは、今日から試してみてはいかがでしょうか?
それでもダメだったという方は、まだ他にもやり方があるので個別にご対応もさせていただきます。
それでは良い夜を。