嫌いになれたら、どれだけ楽だったろう。

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夜、彼からのLINEが届いた

「今日は家族で出かけてた」

その一文を見たとき、
指先が止まった。

家族。

その言葉は、
わかっていたはずの現実を、
改めて目の前に置いた。

彼には、帰る場所がある。

私とLINEをしていない時間も、
別の誰かと過ごしている時間がある。

胸の奥が、少しだけ痛んだ。

それでも彼は続けて送ってきた。

「少し疲れた」
「でも、今は落ち着いた」

私は返信を打った。

「お疲れさま」

それだけだった。

本当は、
聞きたいことがたくさんあった。

どんな一日だったのか。
誰と、どんなふうに過ごしていたのか。

でも、聞けなかった。

聞いてしまったら、
自分の居場所がなくなってしまう気がした。

嫌いになれたらいいのに。

そう思った。

嫌いになれたら、
こんなふうに待つことも、

こんなふうに苦しくなることも、
なくなるのに。

それでも私は、
彼からの次の言葉を待っていた。

― 続く ―

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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

もし今、同じように
不安な気持ちの中にいるなら、
ひとりで抱え続けなくて大丈夫です。

好きなのに苦しい。
続いているのに、不安になる。
そんな言葉にしにくい気持ちも、
そのままのあなたのままでお話しください。

誰かに話すことで、
心の奥に閉じ込めていた本当の気持ちに、
そっと気づけることがあります。

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あなたのお話を、否定せず、静かにお聞きします。

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