感動したはずなのに、少し嫉妬してしまう。
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コラム
オリンピックの、りくりゅうペアの演技。
数日たった今でも、
思い出すと胸が熱くなる。
あの完成度。
あの信頼感。
ふたりの空気。
本当に素晴らしかった。
画面越しでも伝わる、
お互いを信じきっている感じ。
何度見ても感動する。
なのに。
見るたびに、
少しだけ胸がざわつく。
あの仲の良さが、
まぶしすぎて。
「いいな」
そう思った瞬間、
次に出てくるのは、ため息。
あんなふうに、
安心しきった関係。
あんなふうに、
全力で支え合える相手。
自分には、ないな。
そう思ってしまう。
感動したはずなのに、
なぜか嫉妬してしまう。
そんな自分に、
少し嫌気がさす。
素直に祝福できない自分は、
心が狭いのかな、と。
でも。
あの演技に心が動いたのは、
本当は「うらやましい」と思ったからかもしれない。
欲しくないものには、
人は嫉妬しない。
あんな関係がいい。
あんなふうに信じ合いたい。
本当は、
そう思っているからこそ、
胸がざわつく。
嫉妬は、
醜い感情ではありません。
「本当は欲しい」というサイン。
自分の心が、
ちゃんと望んでいる証拠です。
誰かの幸せを見て苦しくなるのは、
あなたがちゃんと感じているから。
嫌気をさす必要はありません。
その気持ちの奥には、
あなたの本音があります。
もし。
「こんなふうに思ってしまう自分が嫌だ」と
ひとりで抱えているなら。
ここでは、
正論も、説教もありません。
感動したことも。
うらやましかったことも。
嫉妬してしまったことも。
そのまま、話してください。
心葉(ここは)は、
あなたの心に、そっと寄り添います。
そして、
あなたが話したいと思ったその時に、
ここで待っています。