「アメリカ人はフロンティアスピリットがあって、ベンチャー企業で働くのが好きだ」思っている人もいるかも知れませんが、そんなことはありません。😅
僕は『デスパレートな妻たち』というドラマが好きなのですが、その中に登場する女性が「私は、保険プランがしっかりしている大企業の人と結婚したい」と喋っていたりします。
アメリカは日本の様に国民皆保険ではないので、収入によって加入する健康保険が違ってきます。
(この事については回を改めて説明します。)
そのため、「結婚するなら、大企業に勤めている男性がいい」という女性は大勢いると思います。
僕がアメリカにいた時期ですら、AppleやGoogleで働いている人たちは羨望の眼差しで見られていました。
アメリカにはレイオフという仕組みがあり、企業は簡単に従業員を(一時的に)解雇できます。
一時的とはいえ収入が途絶えるので、結局他の仕事を探す事になります。
日本では終身雇用は無くなったといえ従業員を解雇するのは簡単ではありません。日本の経営者からしたら「アメリカ企業の経営は楽だよなぁ~」と思っているはずです。
僕がアメリカで働いていたのは2005年から2010年の5年間で、その間にリーマンショック起きました。
僕は電車の駅から会社までシャトルバスを利用していたのですが、リーマンショックが起きた時期にシャトルバスの乗客が一気に減りました。
「これがアメリカの現実なんだぁ」と背筋が凍る思いをした事を覚えています。😨
ご多分に漏れず僕の会社の待遇も悪くなりました。
僕が会社に入った時、社長以外に開発を担当していたのは僕の席の隣りに座っていたシニアエンジニアのトニーと中国系のエンジニアの二人だけでした。
彼らは僕が仕事ができる事が分かると、自分たちの仕事を僕に押し付けて、さっさと大きな会社に移って行きました。
僕がリードエンジニア(開発部門のトップ)になれたのは、リーマンショックのお陰だったりします。😅