自責思考が強い方の特徴とロングランの秘訣

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自分を責めすぎる経験、ありませんか?
例えば、「あの時もっと頑張っていれば」「自分のミスで全てが台無しになったかもしれない」といった思考がぐるぐると巡り、いつの間にか心が重くなってしまう。こうした自責の念は、自己改善や自己の成長に役立ちますし、
向上心の高い方や成長意欲の高い方々に見られる傾向です。
しかし、長期的な視点で見ると、実はあなたの心や成長を阻害する原因にもなってしまいます。

今日は、自責の念が強い人に見られる3つの特徴と、それを軽減するための具体的な方法をご紹介します。自分に当てはまるもの、心あたりのある部分があれば、ぜひ参考にしてみてください。

特徴1:できたことより、できなかったことに目が行きがち

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私たちは無意識のうちに、「失敗」や「不足」に目を向けがちです。たとえば、仕事で9割成功しても、残り1割の失敗にばかり囚われてしまう。これは、自己評価が厳しすぎることが原因かもしれません。

✅ 解決方法:できたことリストを作る
一日の終わりに、自分が「できたこと」を3つ書き出してみてください。「小さなタスクを終えた」「同僚にありがとうと言えた」など、どんな些細なことでもOKです。これを続けることで、自然とポジティブな視点が身につきます。

できたことに目を向けないで短所を見るのと、できていることを意識しながら短所を見るのでは、驚くほど取り組みや受け取り方の姿勢が変わりますよ!

できることだけに満足して成長を止めるのではなく、失敗をしっかりと受け入れるには、成功している自分や頑張ってきた自分自身そのものを受け入れることを無視することはできません。

特徴2:「完璧でなければならない」というプレッシャー

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自責の念が強い人ほど、完璧主義に陥りがちです。「一切のミスを許されない」「常に最高の結果を出さなければ」というプレッシャーが、心の余裕を奪ってしまいます。

✅ 解決方法:完璧を目指すのではなく、最善を尽くす
「完璧」とはどんな状態か、自分に問いかけてみましょう。

・自分の周りの全ての人に対して、自分のタスク全てに対して完全なる成果を出し続けている状態でしょうか?

・それとも、自分が最も情熱のあるものに対して、自分のエネルギーをできるだけ多く注ぎ、自分の理想とする人生に最も真剣に向き合っている状態?

自分がどのような存在でいたいのか?そして今はどのような存在になろうとしてしまっているのか?ぜひ考えてみましょう。
その答えが曖昧な場合、一度立ち止まって考えてみましょう。

様々なことに対して完璧を目指すことに、何ら問題はなく、それ自体は素晴らしい姿勢ですよね。ただし、自分が最もやりたいこと、情熱のあるもの、ありがい姿、歩みたい人生に向けて「最善を尽くす」ということを考えた時に、
本当に完璧を目指したいこと、ちゃんと選べていますか?
このセクションの最初の質問はほとんどの場合対立概念です。

自分の行きたい最高の人生のために、最善を尽くす。その上で完璧をおいもとめるほどの情熱を注ぐものは、選択と集中を意識して見ると心理的な負担が軽くなるどころか、自分のゴールに向かって最短距離で歩んでいけますよ!

特徴3:「全てが自分のせいだ」と思いがち

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仕事や人間関係でうまくいかないとき、すべての原因を自分に押し付けてしまうことはありませんか? しかし実際には、外的要因や他人の影響も多分に含まれています。

解決方法:「事実」と「感情」を意図的に分離する。
何か自分が大きな責任を感じて悩んでいるときは紙に以下を書いていきましょう!
・「何が起きたのか(起こっているのか)」
・「自分の感情」
・「なぜ自分がそう感じるのか」(原因)
・「違和感はないか?」

例1: 自分のミスの責任を問い詰められ、悲しい感情を抱えていたが、その悲しい感情は、自分のミスそのもではなく、上司の責任の問い詰め方にあり、自分の感情的な問題を作り出しているのは上司にある。

例2: 自分が細かい作業で重大なミスをし、自信をなくし悔やんでいたが、そもそもこんな作業を人間にさせていること、体制、仕組み自体が問題であり、自分より細かい仕事ができる人でもミスをするようなことだと理解する。)

感情と事実を分けていくと、何となく自分が悪いような認識を改め、
自分の感情を適切に紐解いていくことができます。

真面目で、他者に迷惑をかけたくないと思っている方々こそ、一旦冷静になって上記の質問を自分自身にしてみてくださいね!
「自分だけが悪い」という考え方から解放されます。

最後に

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自責の念は、成長を促すきっかけになることもありますが、行き過ぎると心を疲弊させてしまいます。自分を責めることよりも、自分をいたわり、前に進む力を養うことが大切です。

2025年に向けて、新しい挑戦を始めるためにも、まずは「自分を責めすぎる癖」から卒業してみませんか?
もし心の重荷を軽くするサポートが必要なら、「ミナギルライフコーチング」でお手伝いします。一歩を踏み出すためのパートナーとして、ぜひ気軽にご相談ください。




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