こんにちは、りあら♡です。
私はココナラでは、ヒーラーとしてデビューしましたが、
長年、お子さんのご家庭で英語を教えています。
以前、こんなことがありました。
小三のT君、家に行ったら、大泣きしています (ToT)
お母さんに聞いたら、学校で何かあったらしく、叱ったとのこと。
家庭教師は、お家におじゃまするので、
訪問直前まで、素の家庭の姿が、そこにはあります。
お子さんの心の状態が、いつも完璧とは限りません。
いつも元気でやんちゃなT君、こんな姿を見るのは初めて。
子供部屋で二人きり、泣いている姿を私に見られたくないのか、
カーテンの中に隠れてしまい、体をぐるぐる巻き巻きにして、
立ったまま泣き叫んでいます。
T君の悲しみが、怒りが、悔しさが、手に取るように伝わってきます。
レッスン時間は45分間。
さあ、どうする?
お母さんに多少、「なんでレッスン直前に叱る?(-_-;」と感じながらも、
一方、これはチャンス!!と思ったのです。
よっしゃ!
英語レッスンは無理っぽいけど、これを、最高の人生レッスンにしてみるぞ(^^)/
感情を吐き出すこと、感じ切ることは、心にも身体にも、とてもとても大切なこと。
T君は今、その真っ只中にいる。
悲しみ、苦しみを、どんどん体の中から出して、昇華させている。
私の役割はそれを邪魔せずに、見守りながら、安心して思い切り泣ける場を作ってあげること。
がんばれ!その思い、全部出し切ってね!と心の中で応援してあげること。
「泣きたい時ってあるよね。気持ちわかるよ。いっぱい泣いていいからね。
全然大丈夫だよ。レッスンはそのあとしようね。」
時々声がけをして、見守っていました。
T君は30分大泣きし続け、その後泣き声のトーンが下がり、徐々に治まってきました。
おっ終わったな♪
「T君、出ておいで。一緒に絵本読もっか♪」
ゆっくりゆっっくーり、カーテンの中から現れたT君。
涙と鼻水と汗で、全身ビチョビチョです。
タオルで拭いてあげ、残りの時間、英語の絵本を読み聞かせしました。
私の横にピトッとくっつき、少し恥ずかしそうなT君。
そして泣き終えて、最初に言った一言。
私のしているペンダントを見て、
「ねえ、これどこで買ったの?」
いや、かわいい♪
大泣きしていたことから、精一杯、気持ちを逸らしたかったのでしょう。
そこは、幸せに包まれた優しい空間でした。
T君は、思い切り泣けたこと、
そして「泣いてもいいんだ、怒られないんだ」という体験ができ、
私は、T君のありのままの姿に寄り添う、見守るという体験ができ、
この美しい瞬間に立ち会えたことに、心がフルフル、感動でいっぱいで。
そして全ては、完璧なタイミングで起きているんだな、と実感。
さっきの文句は取り消し♪
お母さんグッジョブ(^_^)v
そんなT君も、今や高校生。
思春期真っ只中、親には言えない愚痴や相談もしてくれます。
信頼してくれているんだな、と嬉しい限り。
あの時の、優しい時間がよみがえってきます。
ココナラでも同じ思いで、こちらをご用意しました。
泣きたい時にどうぞ (*^_^*)