場所:進学校
時期:文化祭二カ月前
人物:主人公
ヒロイン・丹藤さん
特徴:主人公・東大首席入学を目指す。本当は絵が描きたい。
ヒロイン・漫画研究部部長。編集者志望。
①テスト中にペンを走らせて絵を描く主人公。
先生に注意される。
後日わかるが、そのテストで満点なのは主人公だけだった。
②となりの席の丹藤(たんとう)さんは
主人公の絵を見て漫画研究部にスカウトする。
彼女は漫画研究部の部長だった。
③両親に絵を描いていることを秘密にしている主人公は、
塾があるからと部の勧誘を断る。
丹藤さんは放課後の30分だけとお願いする。
それにペンネームを使えば正体は絶対にバレないと助言をする。
親に東大に首席で入学することを望まれている主人公は悩むが、
絵を描きたい気持ちを押さえられずに入部する。
④勉強漬けの主人公が絵を描けるのは授業中と放課後のみ。
家では親に秘密にしないといけないし勉強しないといけない。
⑤主人公の絵にストーリー性を感じた丹藤さんは、
絵だけではなくマンガを描くことを提案する。
⑥丹藤さんは漫画研究部の部長でもあり、
今年の部誌の売り上げに責任がある。
文化祭で100部以上売れなければ廃部となるのだ。
⑦丹藤さんのアドバイスもあり、
16ページのマンガに挑戦する主人公。
丹藤さんにお守りの『金色のペン先 Gペン』を貰う。
⑧ただ、授業中と放課後の30分、
後はたまに塾をサボって図書館で原稿を進めるくらいしか時間がない。
そんな中で丹藤さんは的確なアドバイスで主人公をサポートする。
何度も筆を折ろうとしたが、丹藤さんはずっと応援してくれた。
褒めるところは褒め、甘い所は修正を求められた。
⑨学校の成績が落ちてきてしまい先生と両親に詰められる。
ただ、マンガを描いていることは秘密にした。
そろそろテスト前、マンガを描くのを辞めるか悩む。
⑩しかし、丹藤さんに貰った『金色のペン先 Gペン』を握りしめ、
勉強よりもマンガを選ぶ。
家でも親にバレないように原稿を進めた。
⑪文化祭。丹藤さんに渡したマンガが評価を得て、
部誌は売上500部の偉業を達成し、漫画研究部は存続が確定する。
⑫一方で廃部になった文芸部が、
主人公のマンガはペンネームで掲載したため、
『誰が描いたかわからない原稿だ』といちゃもんを付けて、
プロの作家の原稿を部誌に載せたのではないかと言いがかりをしてくる。
⑬ペンネームの正体が主人公であるという秘密を守り、
クラスのみんなからも責められる丹藤さん。
先生にも厳しく注意されるが口を開かない。
主人公はおもむろに席から立ち上がり、
黒板に絵を描いた。
そして、「マンガを描いたのはボクだ!!」と正体を明かす。
ガリ勉野郎の陰キャと思われていた主人公が、
面白いマンガの作者だった事実に一同驚愕する。
「助けてくれてありがとう……」と涙を零し丹藤さんは呟く。
先生にも親にも怒られたが、マンガを読むと感動して褒めてくれた。
これからは勉強とマンガ両方頑張るように告げられる。
「良い作品作りには良い担当がいないとね♪」
丹藤さんにそう言われた主人公は今日も放課後を楽しみに待っている。
【完】