今回は「知識が与えてくれる恩恵」について書いてみようと思います。
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皆さんにとって「知識」ってどんなイメージがありますか?
「自分を強くしてくれるもの」「単純に面白いもの」「勉強して得るもの」…いろんな捉え方があると思います。どれも正解ですし、人それぞれですよね。
私自身にとって「知識」とは、**“心に余裕をもたらしてくれるもの”**だと思っています。
もちろん、賢くなるとか、資格を取って給料が上がるとか、知識が与えてくれるメリットはたくさんあります。
でも、何より大きいのは「物の見方が増えること」だと思うんです。
それはつまり、「選択肢が増えること」。これは私の人生をかなり助けてくれました。
学生時代の話
私はプロフィールにあるように、大学には行っていません。
高校生の頃は「大学に行くのが当たり前」みたいな空気がありましたし、頭も悪くなかったので、行こうと思えば行けました。でも私は「行かない」という選択をしました。
なぜか?
それは、自分の目標や幸せに大学が直接つながっていないと分かっていたからです。
今でも大学に行かなかったことをまったく後悔していません。
…まあ、キャリアチェンジのときとかに少し後悔するかもしれませんけど(笑)
ただ、いろんな国を旅して思ったのは、結局「大学に行って良かったかどうか」って、その人次第だということです。
私の周りにも「とりあえず大学に行った」という人は多かったです。
でもその後、専攻と関係ない仕事に就いたり、「大卒」である以外に得たものがあまりないという話もよく聞きました。
大学に行くのが悪いとか、意味がないとか、そういうことを言いたいわけじゃありません。
「大卒カード」が就職で有利に働く場面があることも、もちろん理解しています。
ただ、「本当に行く意味があるのか?」を考えないまま流されて大学に行ってしまうのは、もったいないと思うんです。
決断する前に立ち止まる「余裕」
世界中を旅して色んな人に会って、印象的だったのは、「ギャップイヤー(Gap Year)」の存在。
大学に入る前に1〜2年、自分の時間として旅をしたり、いろんな経験を積む人が多いんです。
これ、すごく良いと思いました。
大学に行く前に「自分は何をしたいのか」を考える時間って、本当に大事なんですよ。
日本では「浪人生=恥ずかしい」「大学に落ちたら負け」という風潮がまだまだ強くて、18歳という若さで、これからの人生を左右する選択をしなきゃいけないプレッシャーがありますよね。日本では、「18歳になったら進学先を決めるのが当たり前」「現役合格しないと遅れる」みたいな空気がありますよね。でも、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。「はい。行きたい大学、学びたい分野を選んでね。人生に大きく影響するよ」「自分の人生をしっかり考えろ」と言われても、無理があると思いませんか?社会に出たこともないし、自由な時間もあまりなかった学生時代に、
「自分は何が好きなのか?」
「どんな職業に就きたいのか?」
そんなこと、正直ちゃんと答えられる人の方が少ないと思います。
実際に大学を卒業してから「こんなはずじゃなかった」と言って、進路を変えたり、仕事を辞める人もたくさんいます。
そう考えると、たとえ浪人したとしても、人生についてしっかり考える時間が1年増えたと捉えることができるのではないでしょうか?
4年間という時間と、高額な学費を投資する前に、じっくり選択を吟味できる。
それを「チャンス」と思えるかどうかで、心の持ちようはまったく変わってくると思います。
親がこの大学に行けって言った、大学に行かないと友達から見下されるから。そうやって周りの目を気にしたとしても人は思ってるより自分の人生にいっぱいいっぱいで案外気にしてません。短期的には言われるかもしれません。だから何ですか? どこまでいってもあなたに選択です。親に言われたからと言ってその大学に通って4年過ごして結局好きじゃなかったとき、実を結ばなかったとき、親や周りに人たちはあなたに時間を返すこともありませんし、お金を返すこともありません。最終的には『あなたが選んだんでしょ』で終わりです。だから何か大きな決断をする前に色んなことや、シナリオを考えて欲しいのです。
そして――そういった「ものの見方」ができるのも、やっぱり知識があるからこそなんです。
たとえ浪人になっても、「自分と向き合う時間が1年増えた」と前向きに捉える。
それも一つの「知識」や「視点の力」だと思います。
社会人になってから感じたこと
社会人になると、こんな言葉をよく耳にします。
「仕事辞めたい」
「人生がつまらない」
「毎日同じことの繰り返し」
私はそういうとき、こう思うんです。
「じゃあ辞めれば?」「他のことやってみたら?」って。
でも、多くの人は**慣れた環境(コンフォートゾーン)**にどっぷり浸かってしまっていて、抜け出す勇気が出ないんですよね。
何も勉強しない。
何も挑戦しない。
それで現状に文句を言っていても、何も変わらないのに。
世界を知れば、今の自分を客観視できる
例えば、「給料が安い」と言っている人。
ブラジルで獣医をしていた友人は、14時間働いてたったの15ドルしかもらえなかったそうです。
フィリピンで出会った7歳の子どもは、夜11時まで路上でブレスレットを売っていました。
それと比べてみてください。
「時給900円が安い」と言えるでしょうか?
私たちは、すごく恵まれた環境に生きているんです。
今の仕事が嫌なら、市場をサーチして他に機会がないか、もし知識が必要なら勉強していつでも辞めれるようにする。何にもしてない人、できない人の方が現状に文句を言うことしかしません。怠けるものは不満を語り、努力する人は希望を語る。
でも、それに気づくには「知識」と「視点」が必要です。
見方が変われば、人生が変わる
「筋肉痛で足が痛い」→ 歩ける足がある
「いつも同じものばかり食べてる」→ 食べられる環境がある
「仕事がつらい」→ 給与をもらえて生きていける
「何もせずに1日が終わった」→ 一円も使わずに済んだ
「リストラされた」→ 自分を見つめ直す時間ができた
同じ出来事でも、どう見るかで人生の質は大きく変わります。
物事は必ずしもみんなが見ている方向から見なくて良いのです。
花火を見に見に行くとき必ずしも人気のスポットで見る必要はないのです。
あなただけが知ってる高台。みんなが知らない場所の知識
少し離れているけど静かで人気がないところ。あなたにとって最高な場所。
知識や何があなたにとって大切か?幸せか?を知っていれば別に混雑しているところに行く必要はないのです。
それを教えてくれるのが「知識」なんです。
じゃあ、どうやって知識を増やすのか?
おすすめは「読書」です。
本は、誰かが人生をかけて得た知恵や経験の詰まった宝箱です。
しかもそれを、わずかな金額で手に入れられる。
私は海外在住なので、日本語の本を物理的に手に入れるのが難しいため、Kindleを使っています。
最後に、おすすめの本をいくつか紹介します
『哲学入門』
初心者でも読みやすく、物事を深く考えるきっかけになります。
『38の手紙』(英語)
人生に迷ったとき、自分を見つめ直すヒントがたくさん。
『反応しない練習』
心を落ち着ける方法や、余計なストレスを減らす考え方が学べます。
知識が増えると、見方が変わります。
見方が変わると、心に余裕が生まれます。
小さなことでもいい。
日常の「当たり前」を、ちょっと違う角度から見てみてください。
それだけで、きっと人生は少しラクになると思います。