いつも怒ってばかりだよ
肝臓はからだの中で最も大きな臓器です。
そして大切な仕事をいくつも抱えています。
一つは私たちが食べた物から吸収された栄養素を、からだの中で利用できる形に作り替えたり、貯蔵したり、必要なところへ供給したりという役割です。
もう一つ大きな働きは「解毒」です。
アルコールを分解しているということを知ってる方はいらっしゃると思いますが、その他にも添加物や薬など、からだに有害な物を無害な物に変えてから、からだの外に排出しているのです。
「解毒」という言葉は毒を解ると書きますが、肝臓はただ有害なものをからだの外に出していいるわけではなく、その毒を理解したうえで無害な物に変えて排出しています。
脂肪の消化吸収に必要な胆汁を作り出すという仕事もあります。
肝臓が嫌いなことは、最初の予定が狂うことや話が違うこと。
たくさんの仕事をこなすため、綿密な計画を立て、行動の手順を決めているのに、聞いていない話があったり、途中で計画が変わったりするなんてもってのほか。
段取り悪いとすべての計画がどんどん遅れていくので許せるはずがありません。
肝臓が「怒りの臓器」と言われる所以はここにあるのかもしれません。
肝臓が疲れが溜まっていけばいくほど「怒り」の感情にまみれてしまいます。
「絶対」とか「必ず」という言葉が頻繁に口に出てくるようであれば少し肝臓がお疲れかもしれません。
とにかくよく眠ること
深夜の1~3時は肝臓が養われ、最も肝細胞が再生される時間帯です。
この時間帯はしっかり眠って元気な肝臓に戻しましょう。
「怒り」の感情の下には「期待」や「理解して欲しかった」という別の気持ちが隠されていることがあります。
小さい「怒り」もなかったことにせず、なぜ、怒りを感じたのかを考えてみてください。
そして怒りの感情を理解した後は、さっぱりとリフレッシュして次の朝を迎えましょう
からだの慣用句
肝心(腎)かなめ
からだの中で、五臓でも特に不可欠なもの(場所)としてみなされた肝臓と心臓(または腎臓)。
そのことから肝心とは極めて重要だとみなされたことという意味。
肝をつぶす
肝に銘ずる
肝を冷やす
肝は大きく心は小さく持て
など