人間関係において生きづらさ、やりづらさを感じる場合、もしかしたらそれは幼い頃の家庭環境によって形作られた性格や、生きづらい思考パターンが原因かも知れません。
当てはまるものがないか以下のチェックリストを見てみてください。
【ケアテイカー役の特徴】
・世話好きで、パートナーや夫(妻)、子どもに対して献身的である
・面倒見が良い
・してあげたことに対して、お礼や見返りがないと怒りや不安が湧いてくる
・相手に必要とされていると思うと自分の存在価値を感じられる
・みんなが嫌がることを積極的に引き受ける
・気が利かない人、無邪気な人、歪みのない人を見ると苛ついてしまう
・良かれと思って、人の仕事を代わりにしてしまうことがある
・人の話の続きが分かると、先を続けて話してしまうことがある
・「察しが良い、気が利く、世話好き、お節介、お母さん気質」という評価をされることが多い
・介護士や看護師、保育士など誰かの世話をする仕事に就いている、または職場で新人や後輩の世話係を買って出ることが多い
・限界まで人の世話をしてしまう
・人間関係において、親切でしたつもりのことを仇で返されたり、迷惑がられたりして、トラブルになってしまうことがある
【ケアテイカー役になる原因】
・病弱な親や幼い兄弟の世話、介護などをしていた
・親の代わりに家事や育児などを行っていた
・子どもが家事や育児をしているのに、それに対して感謝されなかった
・ヤングケアラーだった
・母親もケアテイカー気質であることが多く、大変な母親を見て育った可能性が高い
・ケアテイカー役になるのは比較的女性に多く、長男長女や一人っ子に多い
【周囲からの評価】
世話好き、気が利く、察しが良い、面倒見が良い、お節介、お母さん気質、献身的、尽くすタイプ、距離感が近い、過干渉…etc.
世話をされるのが好きな人は好意的な印象を持つ反面、自立心のある人には嫌がられてしまう傾向にあります。
また、面倒を見てあげたのに迷惑がられる、なぜか相手から距離を置かれてしまうと言ったところから、人間関係がうまく作れなかったり、トラブルになってしまったりすることが多いようです。
【心理分析】
子どもの頃に親の代わりに家事、育児、介護などをしたにも関わらず、感謝やお礼を言われなかった経験から、大人になってからも誰かの世話を焼きたがり、感謝される存在になることで自分の存在意義を作ろうとしてしまいます。
相手から迷惑がられたり、距離を置かれたりすると「こんなにお世話してあげたのに、どうして?」と不安になり、相手を責めたり、詰め寄ったりしてしまうこともあるでしょう。
【恋愛傾向】
・相手の為に尽くしすぎてしまう
・部屋の掃除、食事作りなどの家事をはじめ、服選びやお財布の管理までしてしまうことも
・消極的で世話をされたい、家事などが何も出来ないパートナーを作ることが多い
・モラハラやワガママなパートナーに育ててしまうことも
・世話をされることが「当たり前」になり、お礼を言わなくなるパートナーに失望する
・感謝や褒め言葉がないと苛立ちを覚える
・束縛や支配欲が強く、相手から息苦しく思われることがある
・「自分がこんなに尽くしているのに」と相手を責めてしまう
・結婚願望がとても強い
・子どもができると過干渉な親になる可能性が高い
【克服方法】
幼い頃の自分と向き合い、褒めてほしかった気持ちや、甘えたかった気持ちに気付く必要があります。
また同時に、生きづらさの原因となっている思考パターンを探り、自己肯定感を高めたり、メンタルを安定させる為の認知行動療法が必要です。
これには専門家やカウンセラーの助けが必要でしょう。
自分を縛ってしまっている思考パターンに気が付き、他の思考パターンを試すことで、怒りや不安に対する対処法を取り入れていきます。
次回はイネイブラー(支え役)の解説をします。
もしかしたら自分、またはパートナーはアダルトチルドレンかも?と思った時は、お気軽に相談にいらして下さい。
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