みなさんこんにちは。こやのぶです。今日は『親子の確執』について、書きたいと思います。うちは、私が家業に入る前から少し仲は良くない方ではありましたが、入った後、私が社長になった後から、よりエスカレートしていきました。お互いの主張で一番食い違ったのは、利益に対する考え方で、先代の父親は、『利益が出なければ、どのように出せるように効率を高めるか考える、人より早起きをして人よりたくさん仕事をする』という考え、私は『利益が出なければ、安い単価ものは、料金交渉をして、相場に合った料金にしてもらう』という部分でした。私が社長を継いだ時は、何年も赤字が続いていて、債務超過という状況でした。
もちろん、作業の効率化や人より労力をかけ、利益を追求するという父の考え方は、間違っていないと思います。しかし、それでもう経営的には限界を迎えていたので、お客様との交渉を進め、採算を上げるしかないという想いでした。しかし、私が仕事もろくに覚えてないのに、交渉するのか、その前にするべきことがあるだろう、と叱責されていました。その他にも、合わない部分たくさんあり、確執と呼ぶような関係でありました。
もし、過去に戻り、社長交代した時に戻れたとするならば、何をすべきだったか。もし、経営で親子の確執に悩んでいる人がいたら、まず3つを考えます。
①父が大事にしていることは何かを考える。
父が初代で45年経営者としてやってきました。経営が悪くなった理由は何点かありますが、45年も続いていたには、大事にしてきた何かがある訳です。うちの場合は、一言でいうと、『お客様の期待に応えるために、自分ががんばる』です。そこは尊重するべきところかと思います。
②父が崇拝している恩師、耳を傾ける指導者などに相談する。
頑固な方、ワンマンな社長でも、一人か二人、話を聞く恩師がいるはずです。その方に相談するべきかと思います。少なくとも、大学などで経営を勉強してきたエリートなどを間に入れてもこじれるだけかと思います。なので、今でもうちの会社では、10年以上、同じ方に父と私の重要な会議にも同席をしてもらっています。
③父がいなくても、できるだけの仕事力を身に着ける
私も、不満だらけでしたが、でも心のどこかには、その仕事をやってもらわないと困る、面倒な年配者の相手をしてもらわないと困る、みたいに頼っている部分がありました。本当に嫌でいなくなってほしいと思うのであれば、仕事も人間関係も上回るだけの熱量を発するべきだと思います。たいしたこともやってないのに、頭でばっかり考えたことを指摘しても、おそらくお前にはできないとお見通しされていたかと思います。
それまでの関係、会社の状況により、親子の関係は様々ですが、確執がある場合は、お互いに言い分があり、平行線で考えの食い違いが起きていると思います。それが少しでも和らぐお手伝いができればと思います。