遺産分割協議書に株式をどう記載する?相続人のための具体例とコツ

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法律・税務・士業全般
大切なご家族を見送った後、残されたご遺族はさまざまな手続きを進めなくてはなりません。

その中でも、遺産分割協議書の作成は、多くの方が初めて経験することであり、特に株式の記載については戸惑いの声が少なくありません。

証券会社や株数、名義など、普段あまり意識しない情報を正確にまとめる必要があり、「どのように書けばよいのか分からない」と感じる方も多いでしょう。

そこで今回は、遺産分割協議書に株式をどのように記載すればよいのか、相続人の方が安心して手続きを進められるよう、具体例や押さえておきたいポイントについて分かりやすくご説明します。

【遺産分割協議書とは】


遺産分割協議書は、相続人全員で遺産の分け方を話し合い、その内容をまとめた書類です。

不動産や預貯金だけでなく、株式などの有価証券も対象となります。

特に株式は、金融機関や証券会社での名義変更や売却の際に、協議書の記載内容が重要な役割を果たします。

相続人間で合意した内容を明確にし、後々のトラブルを防ぐためにも、正確な記載が求められます。

【株式を記載する際のポイント】


株式の記載では、どの会社の株式を、どの証券会社のどの口座に、何株保有しているのかを特定できるように書くことが大切です。

例えば、「〇〇証券株式会社〇〇支店(口座番号〇〇〇〇)の△△株式会社普通株式100株」といった形で、会社名・株式の種類・株数・証券会社名・支店名・口座番号を明記します。

これにより、名義変更や手続きが円滑に進みやすくなります。

また、複数の証券会社に口座がある場合や、単元未満株がある場合も、それぞれ分けて具体的に記載することが推奨されます。

【株式の記載例】


実際の記載例としては、「〇〇証券株式会社〇〇支店(口座番号〇〇〇〇)に預託されている△△株式会社普通株式100株を相続人Aが取得する」といった書き方が一般的です。

非上場株式の場合は、会社名と株数を明記し、「△△株式会社普通株式100株を相続人Bが取得する」と記載します。

証券会社に預けていない場合や、株券が手元にある場合も、会社名・株数・取得者を明確に記載することが重要です。

包括的に「被相続人名義の株式すべて」とまとめて記載する方法もありますが、後の手続きが煩雑になる場合があるため、できるだけ具体的に書くことをおすすめします。

【記載時の注意点】


株式は、相続開始時点での保有状況を正確に反映させる必要があります。

株式分割や併合、売買による変動がある場合は、最新の取引報告書や残高証明書を確認しましょう。

また、配当金や預り金、MRFなどの付随する財産も見落としがちなので注意が必要です。

非上場株式の場合は、会社に直接問い合わせて株主名簿を確認することも大切です。

記載漏れや特定ミスがあると、名義変更や売却の際に手続きが進まなくなる可能性があるため、慎重に記載しましょう。

【まとめ】


遺産分割協議書に株式を記載する際は、会社名・株数・証券会社名・口座番号などを明確にし、誰がどの株式を取得するのかを特定できるように書くことが重要です。

少しでも不安や疑問がある場合は、専門家に相談することで、スムーズかつ確実に手続きを進めることができます。

当行政書士事務所では、相続や遺産分割協議書の作成について丁寧にサポートしておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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