こんにちは。
最近では、海外との交渉や折衝する機会が増えていると思います
でも、何を大切にすればよいか、解らない方を多いと思います
海外ビジネスで失敗も成功も20年以上の経験から、海外との交渉で
最も大切なことは、
「相手をリスペクトして、WIN-WINの結果に導くこと」です
国が違うと文化、習慣の違いから考え方も異なります
日本で当たり前の事を主張しても、外国にいる相手の文化や
習慣から受け入れられないケースもよくあります
日本側の出張ばかりしていると、平行線のまま交渉が打切られた
経験を数多くしています
そういった経験から学んだ事は、相手をリスペクトして、
自分の出張する前に先ずは、
How do you think? この件、どう思うか?
から交渉を始めると、比較的に交渉が和やかに進みます
日本人同士の場合は、ある程度は相手を理解しているので
相手の立場を読みながら交渉や折衝ができますが、
海外が相手だとそれが読み難いので、いきなり受け入れられない
主張して、平行線のまま交渉が終わってしまう事もよくあります。
「海外相手の場合、言うべき事を言いなさい」と、よく聞きますが、
それだけでは、相手も妥協してくれません
海外が相手の場合、交渉相手の意見もリスペクトしながら、
WIN-WINの結論を探る事が大切です
日本人同士の場合、正しい結論を導く為に交渉や折衝をしていると思います。
海外の場合、文化や習慣の違いからその正しい基準が異なるケースもあります
その為、WIN-WINの状況を作る結論を探る事が大切になります
誤解の無い様に言いますが、WIN-WINは妥協することではありません
お互いが納得できる結論を導き出す事です。
相手をリスペクトする為には、もちろん相手の文化や習慣を理解する事も
大切です。相手の国を理解した上で交渉や折衝に臨む事をお薦めします。