埼玉県の川沿いには、全国にも先駆けてサイクリングロードやレンタサイクルが提供されていた件もあって、私が記憶している幼稚園の頃から、埼玉県はサイクリングブームでした。
ただ、困ったことにあまりにもサイクリングロードがあるため、道に迷う事も多かったです。
とはいえ、サイクリングロードを伝って行けば、元の場所には戻れるのでさほど深刻ではないのですが。
そんなサイクリングの中でも印象的だったのは、市野川という荒川の支流にある鳥羽井沼自然公園という小さな沼の自然公園で。
ここは元々地主がいて、地主が自然公園として公開していたのですが。
今は川島(かわじま)町に寄進され、すっかり整備されてしまい、当時の面影はなくなってしまったのですが。
桜の季節の風景と。
遠くから見た風景。
そして沼の真ん中にある九頭竜大権現の小さな神社は当時と変わりません。
整備された中に数十年前と変わらないこんもりとした小さな神社。
このシリーズを始めた最初に、私が住んでいた町は切り取った風景がそのまま「となりのトトロ」のようだ。と、紹介しましたが。
ここもまさに「となりのトトロ」の風景を思い起こさせます。
神社のそばにベンチがありますが、当時もベンチとテーブルがあって、それも変わっていません。
ただ、当時はここにサイクリング客や釣り客が利用する売店があって、ちょっとした軽食と、お菓子やお土産を売っていたのですが。
なくなってしまいましたね・・・。
川島町といえば、なんといっても入間川と荒川の間にある広い河川敷の美しさでしょう。
川越市の境にあるこの部分のストリートビューが非常に美しい。
荒川と入間川の間の河川敷の幅はなんと1km以上あるのです。
荒川の河川敷も非常に広いですが。
そのためここには畑や古の街道の跡がそのまま残っています。
特に入間川の河川敷側には、古い時代に流れてきたのか転がっていたのか分かりませんが、石仏群を安置しなおした場所も存在します。
川島町は地図を見ると狭い範囲に多数の神社仏閣が存在するため、川を利用した交通の要所だったことがうかがえます。
県道339の川島町に入ったところの風景。
そしてこの堤防を上尾市側に降り。
この小さな道を行った先には。
このシリーズの最初に、川の蛇行した跡として紹介した、三ツ又沼ビオトープへの道の入り口があります。
この魅力的な木道の散策路のある沼と湿地帯の自然公園は、川島町から入った先の上尾市にあり。
これが三ツ又沼。川島町側を見ています。
ここから木道の散策路。
二手に分かれてまた合流するが、その間に何があるのかは分からなかったが。
1kmほどのこの魅力的な散策路に行きつくことが出来るのです。
これはまさに、何もないからこその美しさというべきでしょうか?
三ツ又沼から川島町に戻った風景もこんな感じ。
なんか砂漠の中のオアシスのような不思議な光景です。
しかし堤防のすぐそばにある神社は、かつての賑やかだった時代の記憶を見ているようで、立派なのだけど何処か物悲しい・・・。
どうやら古墳の上に作られた神社らしいが。
川の近くにあるということで春はとりわけ美しいようだ。
しかし、川島町の美しい風景は荒川側にだけあるわけではなく。
昭和初期に建てられた日興證券(現SMBC日興証券)の創立者・遠山元一の邸宅を使用した、国の重要文化財である建造物。
兼美術館の「遠山記念館」があります。
埼玉県って、時々こういうとんでもないものが突然現れるのがなんというか。
埼玉県の中でも人気の美術館。
田んぼの中に忽然と現れ、まさに地主のお屋敷といった感じ。
お堀なんかも存在します。
これはすごい。
「遠山記念館」これは行く価値のある場所ですね。
美術館も建物もたまらんです。
こんなに素敵な場所がある川島町ですが。
もう一つ。入間川の支流の越辺川の近くにある「金笛しょうゆパーク」という大人気スポットがあります。
創業230年の醤油会社のテーマパーク。
ストリートビューでもすごい人ですね。
結構広い工場ですね!
醤油の事を知れる、とても評判の良い場所です。
そして金笛しょうゆパークから2kmほど先にある、越辺川と飯盛川の合流付近には、白鳥が飛来する場所があります。
いつの頃か忘れましたが、初めて飛来した時はニュースにもなっていました。
衛星写真で見るとここですね。
こんなに白鳥が来るんですね!!
そして写真も美しい・・・。
埼玉の冬の夕暮れがよく表現されています。
埼玉の冬の夕暮れって紫色なんです!
今回は小さな町なのに非常に魅力的な川島町ですが。
次回は存在感の無い川島町の近隣自治体です。
このシリーズは「#埼玉県民は埼玉の良い部分を知らなすぎるので、都民がその魅力を語る」でまとめています。