以前このシリーズで、旧騎西町の玉敷神社というところを紹介しましたが。
大きな藤が有名な玉敷神社は『久伊豆神社の総社』という事を書きました。
「ひさいずじんじゃ」と読むこの神社は「クイズ神社」と読めるため、クイズ関係者がよく参拝するようです。
「クイズ神社」で有名なのはさいたま市の武州岩槻総鎮守と。
越谷市の越谷総鎮守になりますが。
そのほかにも小さな久伊豆神社があり、鎮座しているのは越谷市とさいたま市岩槻区が中心ですね。
こちらはGooglemapの小さい久伊豆神社の検索リストです。
氷川神社や諏訪神社といったメジャーな神社ではありませんが、小さなものでも15社あります。
神社巡りをする人は多いですが、これは久伊豆神社縛りで回ってみても面白そうです。
久伊豆神社があるのは越谷市とさいたま市岩槻区が中心になりますので、自然と埼玉観光になると思うのです。
越谷市とさいたま市岩槻区が中心ではありますが、最も南にある「クイズ神社」は草加市の青柳4丁目にある久伊豆神社です。
ここは神社の境内に遊具のある、田舎の神社という感じで、懐かしい気持ちにさせてくれますが。
現在は住宅地の中にあるため、葛西用水のすぐ横にあるために、以前はもっと開けた場所だった事がわかります。
神社の裏側からも入れます。
とはいえ、ほかは越谷市とさいたま市岩槻区といった狭い範囲に収まっているため、回るには比較的楽だと思います。
その中でもストリートビューで目を引いた、特にお勧めだと思う小さな久伊豆神社は。
越谷市とさいたま市岩槻区谷下にある久伊豆神社と。
さいたま市岩槻区南下新井にある久伊豆神社。
さいたま市岩槻区箕輪にある久伊豆神社。
埼玉県越谷市蒲生寿町にある久伊豆宮寿神社です。
●さいたま市岩槻区谷下
さいたま市岩槻区谷下にある久伊豆神社は、道路に沿った鎮守の森も伐採された神社ですが。
面白いのは屋根の飾り。
ここではよく分からないが、唐獅子と牡丹の飾りがついています。
はい。唐獅子牡丹です。
「唐獅子は室町以降、牡丹と組み合された唐獅子牡丹文として描かれることが多くなります。 これは百獣の王「獅子」と百花の王で富貴の象徴とされる「牡丹」を取り合わせて吉祥の意味を強めた文様です。 着物の意匠として用いられるほか、江戸時代の大名の婚礼調度品に用いられるなど、大変格調高いものでした。」
ということは元々は個人が建てたものなのだろうか?
屋根に鯱などの火事から建物を守るまじないや、方角を示す干支や神獣などは見たことがありますが。
こうした飾りがひさしの両縁にある神社は初めて見たので、これは珍しい神社ではないだろうか?
●さいたま市岩槻区南下新井
そして、さいたま市岩槻区南下新井にある久伊豆神社は、ノスタルジックあふれる外観が特徴。
まさに童謡「村祭り」の♪~村の鎮守の神様の~♪のイメージそのままです。
こうした横が道路で参道が見られる神社は、参道も趣がありますが。
昔って神社のそばにこういう掲示板ありましたよね。
逆五角形の「通学路」の看板も懐かしい・・・。
こうした看板や掲示板を見ると、地元に愛されている神社だという事がよく分かりますね。
この神社の参道はY字の尖った部分から伸びるために、ノスタルジックな印象を与える写真を撮ることが出来ますが。
地元では桜で有名な神社だそうです。
●さいたま市岩槻区箕輪
そして、さいたま市岩槻区箕輪にある久伊豆神社は、
ちなみにここで特に時々神社にある龍穴の石(?)がぐにゃりと曲がっているのは、ストリートビューのカメラが移動の際に処理しきれなかったもので。
反対側から見ると普通にまっすぐです。
しかしこの神社の最も特徴的なものはその「社標」。
殷の甲骨文字で書かれているので、どこか呪術的なものを感じるためか、レビューの写真にはスピ系の人がいますね😅
とはいえ、里の神社らしい落ち着いた雰囲気があり。
武蔵野らしい神社です。
●久伊豆宮寿神社
越谷市蒲生寿町にある久伊豆宮寿神社は、住宅地にある小さな可愛らしい神社ですが。
そんな箱庭のような雰囲気が愛おしい神社。
名前も他のクイズ神社と違いおめでたい。
小さくちょこんとある神社ですが。
ずっとここで大切にされてきた事がよく分かる神社です。
ちなみに久伊豆神社に祀られる「大己貴命(おおあなむちのみこと)」とは、大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名だそうで。
青年期の名前だそう。
●武州岩槻総鎮守
そんなわけで、総鎮守がふたつある久伊豆神社ですが。
ストリートビューで、なんとさいたま市の武州岩槻総鎮守の鳥居の奥にオーブが写っています。
規模の小さい神社ですが、相当神格が強い神社なのでしょう。
入り口は小さいですが、奥はかなり広い神社です。
●越谷総鎮守
越谷総鎮守の参道の入り口は、鳥居ではなく注連縄が張られています。
そうした鳥居の無い神社は兎神社で有名な調(つき)神社もそうなのですが。
越谷総鎮守の場合は注連縄の奥に鳥居があるため、小さい久伊豆神社の龍穴のような、龍を意味するものなのかもしれませんね。
そして特徴的なのは参道のすぐそばにある元荒川。
橋が赤いので分かると思いますが橋の向こうから参道になります。
橋や川は境界を表すので、岩槻総鎮守にオーブが出たのも、そうした理由なのかもしれませんね。
ストリートビューにオーブが出るほど神格の強い神社ですから、現世と異世界との境界が元荒川なのかもしれません。
神社の境内に入るのも、随神門ではなくまるで屋敷の門のようなのも、かなり変わっていると思いますが。
神社のHPを見ても、歴史的な由来は詳しい事は書かれていないので、平安時代以前より自然発生的に生まれた神社なのか?と、思います。
そして旧騎西町の玉敷神社が久伊豆神社の総社なのも、平安時代の武士団武蔵七党の一である私市党、騎西党が崇敬していたからだそうです。
そんなわけで埼玉県の一部にしかない神社巡り、行楽シーズン真っ盛りの埼玉観光に是非いかがでしょう😊
このシリーズは「#埼玉県民は埼玉の良い部分を知らなすぎるので、都民がその魅力を語る」でまとめています。