今回はドマイナー自治体対決です。
埼玉県の中でも特に特色がなく、元埼玉県民の私でさえ覚えていない(というか埼玉県だと思っていなかった)という、ドマイナーな自治体の良いところを紹介していきたいと思います。
ドマイナーなうえに歴史関連なので、ちょっと時間がかかりました。
まずは、2009年に久喜市と合併していた事を知らなかった「菖蒲町(しょうぶまち)」
インパクトのある名前にも関わらず、菖蒲町だった地域はマジで何もありませんww
菖蒲城という城があったにも関わらず。
「菖蒲城
古河公方足利成氏が、康正2年(1456年)に金田式部則綱に命じて築城させた。城の竣工が5月5日の菖蒲の節句にであったために命名された。
(Wikipediaより)」
こんな扱い・・・。
自治体の名前ってここからなのに、これってどうなのよ。
一応名前にちなんであやめ園にしているようですが。
マジで何もない。というのを危惧してか、菖蒲町役場跡前を現在ラベンダー畑にしているようですが。
「久喜市役所 菖蒲行政センター内には、没60年記念事業で整備した本多静六記念館が平成25年4月21日にオープンしました。」
って、おいいいいいい!!!!!
むしろこっちプッシュすべきだろ。
ちなみにマジで何もありませんが、昭和沼という大きな池を囲んだ、県営ですが「久喜菖蒲公園」という公園があります。
池の中に大きな噴水と、張り出したデッキにはお洒落なカフェが併設されていたり。
一部で有名になった、どこでもドアが設置されています。
このストリートビューの写真なんかは、どこか別の場所に来た感じがあってそれ感がありますね。
ただ、県営公園にしてはこの公園はかなり規模が小さい・・・。
菖蒲町は偉人が出ているにもかかわらず、埼玉の悪いところが出まくりの自治体でしたが。
次は私もこのシリーズをやるまで、埼玉県だったことを知らなかった、白岡市(しらおかし)です。
まるで東北の町のようなネーミングの白岡市。
元埼玉県民の私が知らなかったのですから相当なもんです。
マイナー過ぎるのも理由があって、目立つような公園もありません。
唯一柴山沼公園という公園もあるのですが、公園内がほぼ池であり、釣り人向けの公園になっています。
池の真ん中にある橋が印象的ですが、周囲に桜が植えられていて春は綺麗なんだろうな?
と思う公園ですが、桜は池の片面しか植えられていないようです。
ストリートビューで見ても釣り人の姿しか見えないですね・・・。
しかしそんなマイナーな白岡市にも当然歴史遺産があります。
柴山伏越(しばやまふせこし)という「元荒川と見沼代用水の交差地点で、元荒川の川底を見沼代用水が抜け出る構造」の、一見水門なうえに川の中にあるのでよく分かりませんが。
享保12年(1727)に井沢弥惣兵衛為永によって建造された設備で。令和元年「世界かんがい施設遺産」に選ばれた設備。
この交差しているところが、水門によって流れを調整しているのではなくて、川の下を流れているわけですね。
市がドローンを使って解説していますが。
この動画、ドローンという最新機具を使っているのにBGMが70年代という、時代のちぐはぐさがなんとも言えません😅
最新の動画なのにわざと昔風に作る動画は数ありますが、これはわざとではありませんから、こういうセンス好きです💕
しかし、超マイナー自治体という事を自覚していて、外に広めようと努力している部分は偉いと思います。
見沼代用水の詳しい説明の看板も設置されています。
ただ、そうした場所が五か所もあって珍しいのに、そうした場所を案内するものが最近できたところなど見ると、歴史的な魅力に最近気づいたのかな?
とも思います。
さて、偉人がいるのに記念館が最近できた旧菖蒲町。
ドマイナーな事に気づいて歴史をアピールしている白岡市を見てきましたが。
こちらは、現在は渡良瀬遊水地や三県の県境、ジャンボこいのぼり遊泳のイベントでメジャーな観光地も多いのでメジャー自治体となっている加須市(かぞし)ですが。
こちらも2010年に合併したので私が住んでいた頃には存在していたはずなのに、その存在も知らなかった旧騎西町(きさいまち)。
正直現在同じく加須市になっている、旧北川辺町(きたかわべまち)と旧大利根町(おおとねまち)の方がメジャーかと思うww
その理由として。渡良瀬遊水地に隣接しているところからもわかるように。
現在加須市の東側と、旧北川辺町(きたかわべまち)と旧大利根町(おおとねまち)は広大な湿地帯が広がっており、加須市には浮野の里という。
「氷河期に形成された地下谷の上に悠久の時を経て浮かぶ湿原」として「さいたま緑のトラスト」で保全されています。
なので、こんなロマンを掻き立てるような風景も見ることができ。
最高過ぎる😍
ここ行きたいです。
そして埼玉の子供ならば、現在加須市の旧北川辺町(きたかわべまち)はオニバスの自生地としても有名です。
子供が乗れるほどの葉っぱを持つのは南米のオオオニバス(※時々こっちをオニバスと紹介するメディアもあるが、間違い)で。
こちらはそれよりも小さい、日本に自生する大きなスイレンでオニバス。
私が子供の頃は、これには乗れないのか。とがっかりしたものです。
しかも北川辺町は、森鷗外や北里柴三郎の先生だった東京医学校教授、東京大学医学部教授、東京帝国大学医科大学教授だった医学者の田口和美の出身地。
そして大利根町は「野菊」「たなばたさま」「かくれんぼ」の作曲で知られる下總皖一(しもおさ かんいち)の出身地。
さて、こんな小さいながらも超メジャー偉人を輩出し、超メジャー観光地を抱えるためメジャーだった2町に比べ。
白岡市同様その存在を知らなかった騎西町。
そんな自治体らしく、この城は旧騎西町にあったという騎西城(きさいじょう)という、城を再現したものらしいですが。
「現在、広く騎西城として認知されている天守風の建物は、1974年(昭和49年)8月に建設された模擬天守である。
実際の騎西城は平城であり、そもそも天守は存在しなかったため、歴史上の騎西城がこの形状をしていたわけではない。(Wikipediaより)」
という、歴史的に実在したものではないのに観光名所として作っちゃった熱海城よりは幾分かマシ。というもの。
ドマイナー自治体だったから、作っちゃったんでしょうね・・・。
そもそも思うんですけどね。
天守閣って安土城や大阪城以外は、時代劇みたいにお殿様が住んでいるところじゃないんですよ。戦後教育や時代劇の弊害でしょうね。
この城が築城したのは1455年よりも前ということなので、そもそも天守閣はなかった時代なんですよね。
そんな現加須市のホームページでは湿原を中心に、観光スポットとして紹介していますが。
騎西城の近くに玉敷神社という大きな神社があります。
旧社格は県社。元荒川流域に分布する久伊豆神社の総本社的存在。というかなり大きな神社です。
玉敷通りから続く参道。
県社という規模は大きいながらも都会にある郷社ほどの大きさで、田舎の神社らしく、落ち着きのあるいい感じの神社です。
愛されている神社であることがストリートビューからもよく分かります。
玉敷神社に隣接する玉敷公園には埼玉県の天然記念物になっている、樹齢400年の藤があるのですが。
何故か加須市のホームページには観光地として紹介されていません。
玉敷公園も藤以外に桜もとてもきれいな公園なのですが。
なぜか加須市のフィルムコミッションの方に紹介されているのですが、これは納得がいきません。
神社はロケ地のための場所ではありません。これでは迷惑外国人配信者と変わらない。
埼玉県の自治体はこうして意味の分からないことを行いますが。この神社こそ神社としてもっと知られてほしいな。と、思うのです。
まあ、有名になりすぎても困るでしょうけれど。
とはいえ、道の駅 童謡のふる里・おおとねにある下總皖一の像の横にあるオルゴールが壊れたままらしいので。
やっぱりこういうところが埼玉だよな(棒)と、思ってしまいますね・・・。
そんなわけで次回は私も当時からあまり馴染みがなかった。
熊谷、深谷よりも北の埼玉を紹介します。
このシリーズは「#埼玉県民は埼玉の良い部分を知らなすぎるので、都民がその魅力を語る。」でまとめています。