埼玉県民にはお馴染み、国営武蔵丘陵森林公園のある滑川町にある東武東上線の駅に「つきのわ」というものがあります。
ツキノワグマではありません。
町の名前が「月の輪」なのです。
そしてその「月の輪」を挟むように同じ字で「月輪」という町が存在します。
そして予想通り「月の輪」も「月輪」も江戸期から明治中期まで同じ村だったそうで、元々「月ノ輪村」だったそうです。
駅周辺だけが別の町になったのは、おそらく後につきのわ駅が出来たので、そこ一帯が「月の輪」になったのでしょう。
また、この地名はの由来は、平安期にこの地域が関白九条兼実(月輪殿)の荘園であったことに由来すると言われており。
(九条 兼実(くじょう かねざね)
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての公卿。
藤原北家、関白・藤原忠通の六男。官位は従一位・摂政・関白・太政大臣。月輪殿、後法性寺殿とも呼ばれる。
通称は後法性寺関白(ごほっしょうじ かんぱく)。五摂家の一つ、九条家の祖であり、かつその九条家から枝分かれした一条家と二条家の祖でもある。五摂家のうちこの3家を九条流という。Wikipediaより)
歴史も古く由緒ある地名であることや、さらに周知度、響きの良さなども勘案し、命名されました。とのことです。
そしてここには西暦709年に建立された「月輪神社」があります。
ここは元々氷川神社の分社だったそうですが、西暦1190年に九条兼実の御霊を合祀したことから、月輪神社という名前になったそうです。
とても綺麗な名前の神社ですが。
名前に反してスケールは小さめ・・・。
鎮守の森もこんな感じ。
神社の向かいにお寺(福正寺)があるのですが、おそらくかつては神社の境内にあったお寺なのでしょうけれど。
せっかくこの土地の歴史を伝えているのに、スケールが小さいのはなんかちょっと寂しいです・・・。
福正寺の横にある水神様。
湧水がわいていた場所なのだろうか?
鳥居の向こう。
杉林の向こうに拝殿が見えます。
田舎の愛される神社な感じで雰囲気が良いですね。
スケールが小さいのがさみしいですが、雰囲気は月輪という綺麗な名前にふさわしいと思います。
素敵な神社です。
拝殿に掲げられた扁額も綺麗。
綺麗な名前だけに文字もなんだか雅です。
ちなみに神社の近くにある簡易郵便局の建物も、なんとなく80年代っぽくて可愛らしい。
この地域には、こうした可愛らしい家がたくさんあります。
そしてその道を少し行った場所にある川にかかる橋が「学校橋」と言います。
この先に学校があったのだろうか?
橋の名前にこうした山あいの里っぽい名前が、なんかすごくほのぼのとしていて良いです😊
そして森林公園駅の近くにある東上線の車庫のそばにこんなものが・・・。
月輪のトトロ??
!!!!!!!!!!!!!!
よくある素人細工的なものを考えていましたが、これはクオリティの高さにびっくり!!
しかも季節と年によって表情やメンバーが少し変わるようです。上のものは2023年。
これは2025年1月のものですが、トトロの口がなくなっています。(季節ごとに現れたり消えたりする模様)
こちらにはカオナシがいます。
2022年と2021年はトトロの目が違います。
2021年。
ストリートビューを遡ってみると2018年あたりからあるようですが。
初めは猫バスだけだったようです。
2019年。
2018年。
どうやら初めは雪だるまで作ったトトロだったもよう。
ちなみにレビューには誰が作ったのか書かれていませんが。
道沿いの広場のようになったところですが造園屋さんの敷地内にあるので、ここの造園業の人が作っているのだと思います。
冬にはコスプレ以外にイルミネーションも。
トトロとまっくろくろすけが中にいますね。
カカシのカブも仲間入りしたようです。
奥になんかいます。
なんか年々凄い事になっていますが、面白いですね😆
素材は見た感じ針金で土台を作ってから、日除けに使用される寒冷紗で作られているようです。
造園屋さんで間違いないようですね。
ついでにサムネイルで使用した場所は、池の隣と池の向かいにある、庚申塔と石板の馬頭観音と名前の分からない祠。
馬頭観音があるという事は、ここは馬場があったか街道だったのでしょうね。
古い日本らしい風景だったのでサムネイルにしました。
このシリーズは「#埼玉県民は埼玉の良い部分を知らなすぎるので都民がその魅力を語る」でまとめています。