さて。このサムネイルの氷川神社とは、何処の氷川神社でしょう?
これまで「歴史と絶景過ぎる市立、町立公園」では整備された公園を紹介してきましたが。
今回は、そこ一帯が歴史を色濃く残している場所の紹介です。
前回紹介した桶川市の城山公園のすぐ北側の川と川の間には街道の跡があり、その周辺を「石戸宿」といいます。
石戸宿という名称からもわかるように、ここには古くからの街道がありその跡が今でも数多く残されています。
一時こうした野仏は道端から撤去されることが多かったのですが、最近は大切に残しているところが多いのが嬉しいですね。
こうした風景などは、いかにも昔の街道の雰囲気が残ります。
石戸宿には北条氏の築いた石戸城という城跡もあり、その周辺は現在埼玉県の自然保護区域になっています。
自然保護地域の間にこんな公園もあります。
森の中の滑り台楽しそう😊
公園の雰囲気も、桶川より南の雰囲気とはがらりと変わり、都会の影響は受けていない、日本の原風景がまだ残っていますね。
ここは鎌倉時代から江戸時代の街道の影響が色濃く残っています。
そして、北条氏が一夜で築いたという堤は、現在は桜の名所であり。
この一帯を「高尾」と呼ぶそうです。
自然保護地区から北に1kmほど行ったところに、高尾阿弥陀堂というところがあり、高尾河岸という船着き場だったそうで。
「中世の館(大宮館)跡であるといわれ、発掘された遺跡も保存されている。境内には二層の鐘つき堂のほか、亀御前の碑など文化財が多い。樹齢約200年のエドヒガンザクラは、北本市天然記念物に指定されていて、例年3月末にあでやかな濃いピンク色の花を咲かせる。(北本七福神めぐりポイントより)」
現在は高尾阿弥陀堂とともに、隣接する公園はお花見スポットとしても知られているそうで。
公園の下に池があるように。
公園の横には、湧水の湧く木道の遊歩道が整備された「ホタルの里湧水池」があります。
この池の前の道がかつての船着き場の道だったそうで。
これより少し北に行ったところに、当時の面影が残る場所があります。
完全に日本画の雰囲気ですね。
向こうに見える桜の林は、先ほどの阿弥陀堂の公園です。
この水神様の前に船着き場があったそうです。
この水神様で、水運の船の安全を祈ったのでしょう。
この周囲には「高尾」の名を冠した、社殿のある比較的大きな神社が点在しているところからも、かつてこの場所が大変賑わっていた場所であった事がうかがえます。
そして高尾氷川神社の前の道は、鎌倉街道らしい。
ここの道は鎌倉街道上野道という、鎌倉から武蔵、上野の国府を通り、碓氷峠を越えて信濃へ行く道(上道)だったそうな。
なるほど。
北本市のこの場所が、これまでの場所とは一線を画すほど、歴史のにおいを色濃く残すわけである。
さて、北本市にはこの「高尾」という場所が、道や多くの場所に残り、非常に重要視されていますが。
GoogleAIさんによると。
「北本市高尾には、次のような歴史があります。
高尾村は「田高(たこう)村」と呼ばれ、高い所を意味する「タッコ」が転訛したもので、「高尾村」はその当て字です。
高尾氷川神社は、平安時代の貞観11年(869年)に創建された古社で、鎮守の森の風格が漂っています。室町時代中頃に武蔵国一宮の大宮氷川神社を分祀しました。
高尾河岸跡には、河岸稲荷というお稲荷様が祀られています。昔、高尾河岸界隈には商売を生業とするお店が多かったため、商売の神様であるお稲荷様が祀られたと言われています。
高尾河岸跡の周辺には田んぼが広がっており、荒川に隣接する田畑付近には「水神宮」と書かれた石碑があります。これはかつて河岸周辺に住んだ人々が、田の神様、水の神様に結びついた水神様を信仰していた名残です。」
と、いう事で、まさにこの場所がこの地域の経済の中心であった。というわけなんですね。
そんなわけで、この周辺は大宮台地の浸食により形成された谷津(やつ)と、それを取り囲む斜面林からなる里山景観と同時に。
当時の鎌倉街道の雰囲気を残すため、県立の北本自然観察公園とは別に、高尾宮岡の景観地(さいたま緑のトラスト保全第8号地)として、公益財団法人が保存しているそうです。
そして鎌倉街道上野道の雰囲気が色濃く残る、高尾氷川神社の鳥居前から。
「高尾氷川神社前」の交差点までは「景観フラワーロード」という歩道が設けられ、Googleのレビューを見ても、とても評判が良いですね。
埼玉のこの地域はどうしても中山道だけに目が行きがちですが、古くからの街道が交差しているだけあり、秩父の空気も入っているように思います。
やっぱり、たとえ一部の地域だとしても、同じ埼玉県でも歴史を大切にしている場所は、ここまで風景や空気が変わるんですね。
そんなわけで、このシリーズはまだまだ続きます!
このシリーズは「#埼玉県民は埼玉の良い部分を知らなすぎるので、都民がその魅力を語る。」でまとめています。